黄金週間に賭ける大衆演劇の興行〜役者の道は紙一重。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

黄金週間に賭ける大衆演劇の興行〜役者の道は紙一重。

大衆演劇において、正月、ゴールデンウィーク、お盆はヤマ場といわれております。


どこの劇場も集客を当てにして、目玉となるような興行をしがちです。


正月は年初め、ゴールデンウィーク、お盆休みのような大型連休は劇場も映画館も集客したいところですからね。


まあ、大衆演劇の場合、そもそもどこも集客が厳しいので、劇場に足を運んでもらうために、手を替え品を替え、飽きさせないように大衆演劇に目を向けてもらうことからはじめがちです。


正月は別として、ゴールデンウィークとお盆はほっといたら大衆演劇からお客さんが遠のくんですよ。暑い日にラーメン、寒い日にアイスを食べてもらうようなものですからね。


ゴールデンウィークならば大衆演劇以外のレジャーに、お盆ならばそもそも帰省しますから。大衆演劇の優先順位が下がりがちなんですよ。


ゴールデンウィークはぼちぼち大衆演劇に飽きてくる頃なんですよね。正月観て、2月おいて、春先ぼちぼち観て、5月はもういいか、となりがちですよね。暖かくなってきたし、ドライブにでも行こうかとかなりがちなんです。


なので、5月はそれなりにネームバリューのある人気劇団を乗せたり、ちょっと変わった興行をしてみたりとかしがちですね。


木馬は初日を敢えてずらして劇団暁ですし、十条は鈴丸ですし、立川はスーパー兄弟、三吉は大五郎、新宿はまさかの劇団心ですからね。


ホントは都若丸あたり乗せたかったんだろうけど、楽屋が狭いとかいろいろあったのかも知れません。どのみち新宿のバックヤード問題は解決するべきだと思います。


新宿の興行がどうやらかなり厳しいことが大衆演劇界隈に広まり、乗りたいという劇団が減ってるのかも知れません。カチカチ山の泥舟みたいな劇場だと思われていたりして。


スーパー兄弟と大五郎がこの時期に関東に来るのはちょっと珍しいですよね。大体、正月かお盆のイメージでしたから。


美山ロスの篠原は暁と鈴丸ですよね。篠原グループの劇団ですけど、なんとか興行成績を上げたいみたいです。美山の後って嫌がると思うんですよ。どうしても比べられますし。


例えば、美松だったら美山の方が、なんて言ってるお客さんとかチラホラいますし。同じ美が付くだけで。


今月は木馬館のゲスト攻勢と三吉の大五郎が気になりますね。あと、単独では初の東京公演となる劇団心も少し気になります。師匠の恋川純弥は木馬館に出るみたいですし。一番弟子よりも暁人を取るんですね。そこら辺も見どころです。


つくばの哀川昇も気になりますけどね。つくばから立川、そして行田ですね。川崎には来ないんですね。川越にも来ないんでしょうか。このコースはエンオーやカムイもたどりそうです。


エンオーにオーショーのことを聞くのはやっぱりタブーなんでしょうか?哀川昇にライショーのことを聞くのとどっちがタブーなんでしょうか?


オーショー、ライショー。なんか、adoが歌いそうな響きですね。何歌ってるのかよくわからない歌詞の曲あるじゃないですか。


まあ、ライショーも川崎あたり来てくれてもいいんですけどね。


錦之助が新宿に乗ったんだから、劇団あやめとか川崎にどうでしょうか?


全然関係ないけど、上野の中国人飲食店オーナー夫婦を栃木で殺害した事件の実行犯のひとりが大河にも出演した元子役らしいですけど、なんとなく、イカニモ大衆演劇の微妙な花形にいそうなチャラいビジュアルだった件。


子役時代の雰囲気も含めて、大衆演劇っぽくないですか?名前もキラキラしてますし。そこら辺も含めて。


ホント、紙一重の世界ですからね。一歩間違えれば犯罪者になりがちだったりもします。ぶっちゃけ、ヤンキーみたいなものですからね。


まあ、何がどうなってああなったのかは気になりますけど。どうしてこうなった、の世界ですし。


元KAT-TUNの田中聖とかね。何やってるんでしょうか?すっかり、ヨゴレ芸人みたいですし。