大衆演劇はファンの口コミ次第だと思います。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

大衆演劇はファンの口コミ次第だと思います。

篠原演芸場では劇団美山が連日大入で盛り上げてるそうですね。


篠原の大入は概念なので当てにならないのは通説ですが、劇団美山の大入に限っては多分、まあ、大体そうだと思います。


他の劇団の大入の場合は篠原の匙加減なので適当なんですけど、劇団美山の大入はガチです。他の劇団の場合はマシマシの大入であることが多いですね。


一応、大入基準はあるみたいですけど、あってないのが大入ですから。まあ、ゲン担ぎですからね。観客動員数があまりにも厳しいとフェイドアウトするのでそこで察するしかなさそうです。


篠原演芸場に足が向かないのは忙しいというのもまあ、ありますけど、ぶっちゃけ美山に飽きたというのも少しあったりします。美山に飽きないんですか?


まあ、美山以上に美松はなんだかんだで関東をぐるぐる回ってるだけなのでもっと見飽きてるような気もしますけど。今月は川越でしたっけ。副座長の誕生日公演もありますよね。次はどんなオカマが出て来るのか、少し気にはなってますけど、たぶん、行かないと思います。なかなかモチベが上がりませんねえ。


大島劇場は今月誰なのかも曖昧だったり。鈴丸でしたっけ?フラガールの。


美山も行けばまあ、楽しめるとは思うんですけど、行くまでがなかなか。劇場へ向かうまでが。行ってしまえば、まあ楽しめるんでしょうけど。


何度も観てるとそうなりがちなんですよね。絶対観たいというものがそもそもないですから。劇場まで行くというのがひとつのハードルだったりします。


大衆演劇あるある。絶対的に観たいわけではない。なんとなく、惰性で行ってる。


惰性って観劇仲間とかいれば、まあ、誘われたから行ってやるか、行ってみるか、となるんですけどね。しがらみといいますか。


御祝儀を渡すような太い客ならば、観に来ないと直接座長とか座員からLINEなり催促の電話が来るそうです。ゲストに来る際も必ず連絡があるみたいですね。その度にお金が出ていくわけです。タバコ舞踊でもナンマイダー、ナンマイダーと。袋ではなくて。


諭吉から渋沢栄一に代わると御祝儀もしぶしぶになりそうですね。しぶちんですよ。


フリーの観劇だとしがらみも催促もないので楽なぶん、観に行くのも行かないのも自由なので、ほったらかしだとめんどくさくなって来たりします。大衆演劇って基本的に代わり映えしない世界ですから。多少、踊る曲が代わったところで、やってることは同じですからね。芝居の内容も変わりません。逆に変わったら困りますよね。文化とか伝統というならばなおさら。


歌舞伎だって変わらないじゃないですか。スーパー歌舞伎だか知らないけど、多少演出が変わってもやってることは本質的には同じですよね。


変わらないものを見続けるというのは尊いと思いますよ。推しが尊いというよりも、推しを追い続けている皆さんも尊いですよ。よく、飽きないですねと。ホント、尊いです。


篠原演芸場の美山も、木馬館のア太郎も歌舞伎町の錦之助も気にはなってますけど。一応。


そして、今月見ないと、来月以降は橘劇団くらいしかしばらくは見応えがない日々が続くことももちろん分かってますけど。


まあ、見応えなんかなくても、なんとなくダラダラ観るのが大衆演劇なんですけどね。中堅劇団だからつまらないなんてことないですから。中堅劇団なりの面白さがあることははしもっちゃんブログを観れば一目瞭然だと思います。


むしろ、中堅劇団ばっかり観劇してますからね。あの熱量は凄いと思います。木川劇場が終了しても観劇欲は落ちることないですし。大衆演劇とめどないですよね。


流石に美山飽きたなー、美山でさえ飽きたのだから、いわんや他の劇団をや。


まあ、錦之助は気にはなってるんですけどね。少しだけ。


うちの母親も一度だけ美山観に行ってますからね。木曜日に曽根崎心中だかやる時、配役シャッフルするとか。それを知ったのもデイズブログのおかげなんですけど。ファンがしこしこ報告してくれるのはありがたいですね。


大衆演劇は広報が上手くないですから。歌舞伎みたいに全くお金かけてないですからね。ファンがブログで書かないとなかなか情報も拡散されないのが実情です。まさかのファン任せですから。


劇場もサイトとかアプリとかブログとかやってる割にはなんか更新とか適当なんですよね。公式サイト、ブログよりもファンの口コミの方が手っ取り早いのが大衆演劇あるあるですから。


はしもっちゃんも紀州屋ブログを見て知ったとか書いてましたし。結局はファンの口コミが全てなんです。


まあ、ファンの裾野が広がらないのも自明の理ですよね。実際劇場まで足を運ばないと分からないことが多いですし。


欲しくないものでも衝動買いさせるのが広告の役割じゃないですか。大衆演劇の場合はとりあえず、劇場まで行きたいと思うところから始めないといけない。ネットを開けば、頼んでもないのに勝手に広告が流れてきたりとかないですから。


別に見たくもないのに大阪万博のニュースだとか広告だとかは流れて来たりするのにね。


阪神が負けたとか、大谷翔平がホームラン打ったとか、奥さんとデコピンがどーのこーのとか。


里美たかしがどーのこーのとか知りたければ、劇場まで行かないとわからないですからね。


岡田監督のおーんだったら、勝手にヤフーニュースに上がったりしますけど。


ファンの口コミがほぼ全て。それが大衆演劇なんです。人気もファン次第ですからね。人気がなければファンをそそのかせばいいんですよ。それをやらないから集客に苦戦するんです。人気のあるなしなんて紙一重ですからね。


大衆演劇でファンの煽り方が一番うまいのが劇団美山で、二番目が都若丸なんです。大川良太郎は最近少し滑ってますね。滑ってるというか、ちょっと調子を崩してるような気がします。


阪神打線みたいに大川良太郎の打棒が湿りがちですね。もっと濡らさないと、入るもんも入りません。とりあえず、そんな感じです。