大衆演劇令和の人気劇団ランキング、ベストテン? | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真冬のソナタ★

大衆演劇令和の人気劇団ランキング、ベストテン?

大衆演劇のてっぺんとは何だろうか?


劇団も劇場も数あれども、人気劇団と呼ばれる劇団はひと握り。


大衆演劇における人気劇団とは何だろうか?


そもそも、大衆演劇自体、微妙な立ち位置なのに。人気も実力もクソもないのではないか?


クラスの人気者ランキングみたいなもので、あまり意味のないもののような気がする。そんなもの、社会という大海に放たれた瞬間に雲散霧消してしまうのだから。


というわけで、意味のないことなのは承知で、大衆演劇人気劇団ランキングを独断と偏見でやってみる。異論反論があれは是非是非。


1位 劇団美山

大衆演劇においてほぼひとり勝ち状態、ダントツでナンバーワンは劇団美山だと思います。


集客力、観客動員数が圧倒的。まあ、大衆演劇という小宇宙での話ですけどね。


少数精鋭で高密度かつ隙のない公演と手厚いファンサによって高い人気を誇る。美山以上の劇団はないといっても過言ではない。


美山以上の人気劇団って存在するのだろうか?


2位 都若丸劇団

篠原に露骨に嫌われて以来、関東公演は三吉のみ。


大阪のみでナンバーツーなのだから、まさにキングオブ絶好調である。


東京ではほぼ無名に等しいが、大阪では圧倒的な観客動員数と人気を誇る。大阪に限れば劇団美山と双璧と言っても過言ではない。


都若丸以上に絶好調な座長は存在するのだろうか?


3位 橘劇団

大衆演劇のビックボス、橘菊太郎率いる橘劇団。座長は九州演劇協会の会長である橘大五郎。


都若丸には大ちゃんはまだまだと言われながらも、関東から大阪、九州に至るまで幅広く大衆演劇ファンを魅了している。


大阪のみならず関東でも観客動員数をそこそこ稼げるのは強みとも言える。


里美たかし、都若丸のようなアクの強さはなく、大衆演劇の座長には珍しく、比較的人柄も性格もよいのが橘大五郎の特徴。


4位 たつみ演劇BOX

嵐劇団、のぼる会と呼ばれていた頃から高い人気を誇る小泉たつみ率いる伝統の劇団。半世紀以上の歴史があるそうです。


近年は篠原とは距離を置いているが、少し前までは2年おきには篠原も常連だった。何があったのかは謎である。代わりに三吉には毎年乗っている。


たつみ、ダイヤの二枚看板が自慢。歌舞伎町劇場の柿落としも務めた。ダイヤは三味線も弾く。たつみは三味線は諦めたそうです。


5位 恋川劇団

かつては兄の恋川純弥が座長を務めていたが、現在では弟の二代目恋川純が座長を務めている。


なんだかんだで毎年のように関東に来てくれる。ホームはおそらく、新開地劇場。


都若丸同様、しゃべり出したら止まらないのも特徴。芝居よりも座長の舞踊がメインの劇団ではある。


6位以下は省略。あとは目くそ鼻くそなので、対して差はない。


そう、神7とかいうけど、そこまで人気劇団は存在しないのだ。あとはほんと五十歩百歩。


関東の劇団は圏外。そもそも篠原ローカルで、名前は聞いたことあるけどあんた達誰やねん状態。もっと大阪に出向かないとランクインは厳しいと思われる。近年ではたまに大阪にも回っているみたいだが、集客はどうだろうか?


地球上には8000メートルを超える山は14座あるそうです。


大衆演劇のてっぺんと呼ばれる劇団はその半分にも満たないんですね。それが実情です。


ちなみに、人類で14座を完全制覇したのは3人だそうです。とりあえず、登頂したというひとを含めると約40名らしいですけど。それでも40名ですから。しかも、ほぼ近年になってからですね。それまでは人類未踏でした。


日本の山だって近年になるまで踏み入れたことがない山だらけでしたからね。


明治だか大正時代になって富山県の剣岳のてっぺんに初めて踏み入れたひとが、山頂に平安時代頃のものと思しき錫杖が刺さっているのを発見したそうです。ミステリーですね。もはや、天狗の仕業じゃないかとも言われています。


大衆演劇の座長で天狗になってるひとは多分いないと思います。これが実情ですからね。


大衆演劇人気劇団ランキングベストテンやろうとしたら、ベスト5くらいで手が止まってしまいました。


まあ、いくつか無理やり劇団名を上げようと思えばできなくはないんですけど。大学でいえばMARCHレベルなんです。まあ、別にドヤ顔でいうほどではないじゃないですか。


なので、大衆演劇の神7って一体、どこやねん状態だったりします。


ベストテン、上げるとしたらどこを上げますか?とりあえず、ベスト5が限界でした。玄海花道でした。