大衆演劇もステルス値上げの時代。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

大衆演劇もステルス値上げの時代。

ステルス値上げってあるじゃないですか。


料金据え置きでサービス低下させるやつ。五個入りあんぱんを4個にして、思わず「ヨン様ぺっ」てやりたくなるあの感じ。


キットカット短くしたり、ポテチの内容量減らしたり、新幹線の車内販売なくしたり、座席整理券300円くらいだったホームライナーを特急にしたり。


そして、大衆演劇。


やってることはさほど変わらないのに、料金だけ値上げしたりとか。


写真をネットに載せるなとな動画は撮るなとかいうくせに送り出しもやらなかったり。


役者が減って芝居の質が落ちてたり、ただ出てきてポージングするだけの花形の舞踊だったり、何の時間なのかよくわからないぺえぺえの舞踊だったり、タバコ舞踊だったり、ただ座席回って御祝儀回収するためだけの舞踊だったり、芝居に出ないのにゲスト割り増し料金取ったり、女形踊らないのにゲスト…


大衆演劇もステルス値上げが横行してますね。


そうそう、やってることはいつもと変わらないか、むしろ手を抜いてるのに。


舞踊ショーも前までは90分がっつり踊っていたのに、気がついたら口上挨拶が長くなり、物販タイムが長くなり、休憩時間が長くなり、舞踊ショー50分もなかったり。それなのに、料金は今まで通りだったり。


90分が50分とか。ほぼ半減じゃないですか。


まだ都若丸みたいに与太話で30分費やしてくれた方が良心的だったり。


劇場の差し金なのか、役者の提案なのか、シレッと短縮しがちですよね。


まあ、今までが過剰サービスだったのかも知れないけども。


送り出しに1時間以上かけたりとか。休む暇もなくて、命がいくつあっても足りませんよね。


お客が少ないとやる気が出ない座長とか。やる気出ないからと休演にする座長とか。


客を呼ばないのは時代のせい、社会のせいもあるかも知れないけども、プロである以上は演者のせいですよね。


代ゼミが生徒を集められないのは時代背景や社会情勢、営業の努力不足、宣伝不足もあるかもしれないけども、単純に講師の人気が落ちてるからですよね。ブランドの低下もあるかもしれないけども。


かつては講師の名前だけで集客できたのに。


河合や駿台みたいに講師の名前に頼らなくても集客するか、東進みたいに営業と宣伝を頑張るかしない限り代ゼミの復活は無理ですね。それが無理ならば原点回帰して、講師の質を上げないと。


今井宏がかつて言ってたけど、代ゼミには英語の水野みたいに次の世代のいい講師がどんどん出て来る土壌があったとか。


今井宏がかつて推していた水野は駿台に移籍しちゃいましたけどね。新潟校のエースだったとか。


代ゼミ爆発後、駿台や河合塾に逃げる講師がちらほらいました。禁じ手の東進移籍はろくな目に遭わないみたいですけど。成功したのは今井宏くらいですね。マドンナ、出口汪以来の快挙でした。


本来ならばもりてつが代ゼミ講師になるべきところだったのかも知れないけども。代ゼミがダメだからYouTubeでやってますからね。


なぜか、佐藤幸夫までもりてつに便乗してるみたいですし。


つっちー、マドンナ、吉野と、代ゼミといえば古文のイメージがあったけど、今の代ゼミの古文にはそんな講師もいないし。元井が残っているくらいですからね。


マドンナみたいなカリスマ講師が出てこない限り、代ゼミの復活もないですね。


そして、大衆演劇の復活には梅沢富美男みたいなスターが出てくることがマストだと思います。


ステルス値上げとかセコイことしたり、闇雲に劇場を作ったところで焼け石に水ですよ。


お客さんは芝居を観に行くというよりも、役者を観に行くんです。


スター役者がいないと集客はできません。いくら劇場が頑張ってもね。カリスマ講師みたいなものです。東進は林修サマサマですからね。


カリスマとはでっち上げるものです。ないものをあるように見せる、ぺてんです。カリスマ講師とはペテン師みたいなものですよ。