大衆演劇カゲロウデイズ〜二千円の壁。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真冬のソナタ★

大衆演劇カゲロウデイズ〜二千円の壁。

東京はすごい雪ですよね。夜の部は開演できたんでしょうか?電車も止まるみたいだし、たぶん休演したんじゃないでしょうか。


浅草、十条、立川、川崎、横浜、川越だとか、電車が止まったらアウトでしょうし。


そういえば、新宿は良太郎ゲストじゃなかったっけ。大丈夫なんでしょうか?昼はともかく、夜は厳しそうです。


まあ、川越は泊まればいいのかな?宿泊客限定でナイトショーとかやってくれないのかな?劇団荒城が行田でやったようなやつ。


東京は少し雪が降ったくらいで鉄道が止まりますからね。


新潟なんてそれこそホワイトアウトしてると思いますけど。今月は開演しているのかな?


こんな寒い日はラーメンでも食べて温まりたいところですけど、そのラーメン屋が苦境に立たされてます。氷河期ですね。


https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5071602abff5964c02609aacd2d7a8363fe4a0


にしのみやラーメンが物価高に負けて閉店するそうです。


ラーメン屋は千円超えると客足がぱったり途絶えると言われています。それでも度重なる原料費や燃料費の高騰によって千円以下で提供することが困難になっているそうです。


ロシアのウクライナ侵攻が少なからず影響を与えてますね。遠くの銃声だと思いきや、はるか対岸の日本のとあるラーメン屋の経営者にまで流れ弾が当たっているような感じです。


その一方でこんな手厳しい意見もございました。


大衆演劇にもそっくりそのまま当てはまりそうですよね。


時流にあった適切な経営判断とか。


本当のファンがついているならば、価格を上げてもファンは離れない。


その強気な姿勢によって、値上げもやむなしといった劇場が増えてますけど、集客は苦戦していますよね。


値上げしても離れないファン作りとか。


それは劇場のせいなのか、劇団のせいなのか。二人三脚でやるしかなさそうです。ある意味、篠原の新風公演は値上げしても離れないファン作りの一環とも言えそうです。


早乙女太一ならば6000円でも集客できるというのは流石に強気すぎるような気がしますけど。


早乙女太一が大勝館に乗っていたのはもう15年以上も前の話ですからね。そもそも木馬館に単独で乗ったことあるんですか?言ってしまえば、大衆演劇的にはもう過去の人ですし。


デイズブログに乗せられたんですかねえ。早乙女太一だったら一万円出しても惜しくない的な。そういうファンもいるでしょうけど、それがスタンダードなのかという見極めはした方がいいと思います。


インバウン丼みたいなものですね。インバウンドならば海鮮丼に一万円以上でも売れるとか。


歌舞伎町劇場も強気の料金設定ですよね。通常時も高めなのに、ロング公演やゲスト出演だけで千円かそれ以上値上げしてしまうとか。ラーメン屋が千円の壁で打ちひしがれてるというのに、その壁を容易く乗り越えようとしてるかのようで。なかなかアグレッシブですよね。


というか、珈琲西武も値段が決して安くはないですし、劇場にもその姿勢が反映されてそうです。


決して安くはないコメダと比べても客単価は2倍くらいしそうですし。移転前はモーニングサービスとかあったらしいですけど、それらは廃止になりましたし。


価格で勝負していたのならば価格維持を最優先して構成、演出を替えるべきとなると、夜の部はイブニングショーにしろということになりますよね。


歌舞伎町劇場では平日夜の部は舞踊ショーで推していくみたいですし、その流れが三吉などにも波及していくんでしょうか。さすがに、篠原は追従しないと思いますけどね。大衆演劇はあくまでも芝居ですから。


いくら物価高であっても大衆演劇は千円以下で提供できるとなると、そのしわ寄せは劇団に来そうですけどね。結局、どこかが犠牲になると思います。win-winということはなさそうですよね。


最近は政府も軽症の場合は市販薬で治せと言ってますし。かすり傷くらいだったら唾つけて治せと言わんばかりです。


ちなみに傷口を消毒するというのは現代では否定されているとか。かつては赤チン塗ったり、オキシドールで消毒したりしてましたけど。水で軽く洗い流す程度にした方がいいそうです。


値上げする自信がないなら構成と演出を見直せといいますけど、大阪の劇場は夜の部のイブニングショーにした結果、客足が遠のいて夜の部の幕が開かないことが多々あるみたいです。


昼の部くらいしか幕が開かない劇場もちらほらあるみたいですね。


東京の場合、夜の部は立川も三吉も厳しいのは確かですけど、なんとかやってます。川崎はどうなんでしょうか。たまに、幕が開かない日もあるんでしょうか?


大衆演劇にも二千円の壁は存在すると思います。二千円でも集客できるように努力しろと口で言うのは簡単ですけど、実際それを実現するのはなかなか大変ですよね。


歌舞伎町劇場はそれでも強気の料金設定で行くんでしょうか?ラーメン一杯1500円以上取る店みたいな感じで。


早乙女太一の6000円はなんとなくインバウン丼みたいなにおいがするんですけど。


まあ、市川猿之助と愉快な仲間たちで一万円取ったこともありましたけどね。気になったけど、一万円の料金設定で断念しました。一番盛り上がったのは結局は恋川純の舞踊だったそうですけど。それならば、一万円出さなくてもいいですよね。歌舞伎役者市川猿之助のネームバリューゆえの料金設定でした。


市川猿之助もいまやイリュージョンですからね。


イリュージョン、時はかげろう…


大衆演劇カゲロウデイズでした。