他人のソラニン。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

他人のソラニン。

ソラニンという映画がありましたね。主題歌を担当したアジカンも同名タイトルの曲をリリースしています。







ソラニンとはじゃがいもの芽に含まれる毒ですね。下手すると命にも関わるほどの猛毒らしいです。トリカブトほどではないにしても、かなりヤバそうです。軽度でも下痢や嘔吐を繰り返すそうですし、侮れない存在です。


じゃがいもは江戸時代に南方から輸入された植物です。実は、じゃがいももトマトもきゃべつも元々は食用としてではなく、花を愛でるために輸入されたそうです。


ちなみに、あのクレオパトラがポテトチップスを食べていたという逸話も残ってます。観賞用だったじゃがいもを揚げて、シナモンで味付けをしてクレオパトラに献上したそうです。


じゃがいもが本格的に食べられるようになったのは明治以降ですね。男爵いもの男爵は男爵によって品種改良して作られたことが名前の由来だそうです。確か、函館のどこかに男爵いもの碑が残ってるみたいですよ。「チコちゃんに叱られる」でも取り上げられてましたよね。


じゃがいもは商品作物として作られたものですけど、そもそもじゃがいもは人間に食べられるために存在しているわけではないですからね。ソラニンなんて知ったことではないと思います。


クリームシチューを作ろうとしてじゃがいもの皮を剥いたら、じゃがいもが緑色だったんです。緑色の正体はソラニンで、蛍光灯に当たって光合成が進んだ結果、ソラニンが表面にまで出てきた結果だとか。なので、青いじゃがいもは絶対に食べたらアカン。猛毒ですからね。


確か、どこかの小学校で、畑で採れたじゃがいもを調理して食べようとしたところ、ソラニンに当たって児童などが集団食中毒にかかった、なんて事件がありましたね。


青いじゃがいもをうっかり食べてしまったからだと思います。


ちなみに青いじゃがいもは厚めに皮を剥けば食べられないことはないそうです。表面だけでなく、がっつり剥けば、ソラニンに当たることもないそうです。棄てるのが惜しいならば、内側のみ使いましょう。


というか、そんなじゃがいもをスーパーで売るなっていう話なんですけど。畑で採れたものなら仕方ないですけど。


安売りのじゃがいもだったので、あまり選別してなかったのかも知れません。訳あり、曰く付きみたいな。旅館の中居さんとか、飯場や工事現場の作業員みたいなものですかね。


人生いろいろですから。世間知らずだと、そんなひと達の想像力まで及びませんから。


かつて、予備校講師は曰く付きのひとが多かったんです。学生運動のリーダーをやっていて、東大出身なのに就活ができずに仕方なく予備校講師になったとか。駿台や河合塾には左翼や右翼の大物がいたりしましたね。


駿台で物理を教えている山本義隆とか論文の最首悟、小阪修平とか。べ平連の小田実が代ゼミで講師やっていたこともありますし。河合塾だと現代文の大川邦夫とか牧野剛だとか。


駿台の大島も元々は左翼系でしたっけ?代ゼミの酒井とか八柏とか懐かしいですね。八柏とむっちゃんはバチバチでしたね。


予備校バブル期には学生運動の残党にアジテーションされた受験生も多かったみたいです。受験勉強を超えた熱狂が教室にあったとか。教室に来ても雑談がメインで授業はオマケだったみたいです。本末転倒に見えるけど、それでも受講生からのアンケートではなかなか支持されていたみたいですね。


予備校バブルの頃ですから、彼らの講義を受けたことがあるひとは還暦過ぎてるんじゃないでしょうか。小田実、牧野剛、大川邦夫、小阪修平は亡くなりましたね。


今は左翼とか流行りませんから。ビジネス右翼ばかりが社会に蔓延ってますよね。そのきっかけは小林よしのりあたりからだと思うんですけど。


SAPIOという産経新聞系列の雑誌で掲載していた「ゴーマニズム宣言」がブレイクしましたね。むっちゃんも「戦争論」を薦めてました。


社会がここまで右傾化したきっかけは小泉内閣あたりから格差社会の萌芽があって、自己責任論が蔓延して、民主党政権の失敗によって左翼系政治家が完膚なきまで叩き潰された成れの果てだと思います。代わって維新の会だとかが台頭して来ました。自民党もハト派の政治家が一掃され、すっかり右寄りになってしまいました。


予備校でも左翼系講師はウケないのか、すっかり目立たなくなってしまいましたね。ノンポリのキラキラしたお気楽な講師くらいしか残ってなさそうです。


別に予備校はアジテーションする場ではないので、それでもいいと思いますけど、明らかに劣化してると思いますよ。予備校も、講師も。


まあ、所詮彼らは社会の周縁にいる日陰の存在ですし、たまたま受験生が多かった時代はマスコミなどにも取り上げられて持ち上げられてましたけど、いまマスコミに取り上げられているのはせいぜい林修くらいですからね。



林修は受験生の間では毒舌で有名らしいですけど、彼の毒舌というのはどちらかと言うと現代社会を象徴しているというか。冷笑系とまではいかないまでも、どちらかというと差別的なものを含意しているような気がします。自己責任だとか。


その一方で大学生も劣化しているような気がします。真面目で素直で優しい学生が増えている反面、皮相的というか。ファッションだとか見た目くらいしか拘りのない学生が増えたような気がしますね。


髪型とか服には人一倍お金をかけて、気にかけているけど、政治に関しては無関心で、自分達さえハッピーになればそれでいいや、的な。


そういう受験生に需要がある講師となると、チンカスみたいな講師くらいしか残らないような気がします。そもそも、予備校バブルも弾けてかつてほど儲かる業界ではないですし。


林修みたいにタレントとして二足の草鞋でも履かない限りは予備校講師なんて斜陽ですからね。大衆演劇に近いかも知れません。


やたらとイケメン好きなホモ講師もいましたね。まさに、ソラニン、青い毒のカタマリのような講師です。イケメンの尻ばかり追いかけてる講師とか終わってますね。公私混同はするべきではございません。ジャニー喜多川かよ。


ホモ講師って、福ピーのことではないですよ?むっちゃんの盟友ですね。パンケーキ店のオーナーもやってました。夢屋まさるよりもパンケーキに目をつけるのが早かったです。


大衆演劇もかつてと比べると劣化したと言われてますし。芝居も舞踊もスケール感も。人気劇団はそれでもクオリティーを維持しているみたいですけど、中堅以下の劇団は目も当てられない惨状だとかまことしやかに言われてます。


予備校講師も中堅以下はそんな感じかも知れませんね。高い受講料を払ってまで受ける価値なんてないかも知れません。スタサプやただよびで十分のような気がしますね。受けるに値する講師は予備校バブルを知る、百戦錬磨のベテラン講師に限るのかも知れません。


今井宏はどうなんでしょうか?相変わらず、口だけは達者みたいですけど。

https://youtu.be/3w1t-fvWbCc?si=CsNbAv46V07TeTwu

予備校界の都若丸みたいな人ですね。


そのトーク力、さすがです。