ドロンした役者は初めから存在しなかったことにされがちなのが大衆演劇あるある。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真冬のソナタ★

ドロンした役者は初めから存在しなかったことにされがちなのが大衆演劇あるある。

先週、浅草で腕時計を忘れたので、お店まで行ってきました。


すると、腕時計なんて届いてないと言われました。


腕時計を外したのはそこの店で、しかも閉店時間までいたので、忘れたとしたら確実にあるもんだと思っていたのに。


たぶん、こんな感じ。


「こんな安物の腕時計、どうせもう取りに来ることはないだろうし、捨てちゃえ。」


ぽーい。


さすが、ロレックスとかオメガとか質屋に持っていけそうな時計ならば捨てないだろうけど。


中国人など外国人観光客が多い浅草の飲食店にはくだらない忘れ物が多くて、取っておいてもキリがないので捨てるのが常なのかも知れない。


母が浅草の日高屋で帽子を忘れて、1ヶ月くらい経ってから取りに行ったら、店員からないと言われたとか。


ちなみに銭湯で忘れ物をしたら、どんなくだらないものでも大体は取ってあったりする。殆ど残ってないシャンプーでも一応。


銭湯に比べたら浅草の飲食店は人情が薄いな。


否、インバウンドだらけで人情どころじゃないのかも知れない。日本語通じなければ、文化も違うし。


もはや人情なんて通わないのかも知れない。下町というか観光地だからね。


大衆演劇の人情芝居も外国人が観たとしても訳がわからないだろうし。やはり、舞踊ショーじゃないと盛り上がらなさそう。まあ、それは外国人に限ったことではないが。


大衆演劇は舞踊ショーを観るものでごさんす。それが、ここ20年くらいの流れなのかも知れません。明らかに舞踊ショー偏重ですよね。


舞踊ショーなら3,000円出せても、三文芝居には1000円も惜しいというひと、多そうです。


芝居500円、舞踊ショー1500円、合わせて2000円くらいに思ってそう。


それは、松ちゃんと浜ちゃん、どっちがダウンで、どっちがタウンなのかというくらいナンセンスですけど。2人合わせてダウンタウンですからね。芝居と舞踊ショーは不即不離、分けてはいけません。鶴八鶴次郎みたいなものですよ。



寿司屋通りのアーケードにあった広告。ドロンした方も載ってます。


あの時計はうちの母から誕生日プレゼントとしてもらったものなんです。まあ、そんなに高いものではないと思うけど。


テレビの通販で買ったカシオのGショックではない方のフツーの時計ですね。一応、ソーラーパネル内蔵で、電池交換しなくても大丈夫なやつ。


10000円ちょいくらいだったような。ぱっと見、数千円で買えそうな時計でしたけどね。しかも、ベルトが経年劣化で破れかけていたし。アキバにあるカシオのカスタムセンターに持っていこうかと思っていたところなんです。


ベルトが破れていたのならばなおさらゴミ扱いされてそうです。こりゃもうダメだ。ゴミだ。


ヨシカミだったら捨てないで取っておいてくれたかな?


まえだ食堂だったら…


別に、リスボンが悪いとは言ってませんよ。リスボンの従業員から見たらゴミに見えたんでしょうね。GショックではないカシオなんてただのGに見えたのかも知れません。


太った役者なんて、役者じゃねえ。


とは、誰も言ってませんよ。まあ、太ったらダメとは思いますけど。そりゃ、太ったらできる芝居が限られてくるじゃないですか。糖尿病になったら食事制限ですからね。そんな感じです。


忘れ物

ゴミだと思われ

捨てられて


あっさりと亡き者にされてしまいました。


まるでドロンした大衆演劇の役者みたいですね。翌月には亡き者にされてますから。語る者さえいなくなりますよね。


ダウンタウンの松ちゃんも島田紳助同様にいなくてもテレビは回ると思います。


大衆演劇だって、座長が亡くなっても舞台は止められないじゃないですか。


浅井雷三とか。まだ若かったのに。切ないですね。


山崎12年、数年前まで8000円台で売っていたはず。今や、約40,000円。なぜにこんなに高くなったんでしょうか。まるで、大衆演劇の木戸銭くらい爆上がりですよ。


ウイスキーは少し前まで売れなくなって、生産調整されるほどだったんです。減反みたいにウイスキーの生産量を落としたんですね。


ニッカの余市とか竹鶴なんてノンエイジだったら2000円前後でしたから。角瓶より安いくらいでした。12年ものでもかなり安く買えましたよね。


それが、日本のウイスキーが世界的に認められるようになるとジャパニーズウイスキーの価値は爆上がり。中国人がこぞって買っていくようになりました。呑むためではなく、転売目的で。


それに加えてハイボールブーム、ウイスキーの原酒は不足気味になります。


例えば、12年もののウイスキーとは12年寝かせた樽から作られたという意味ではなくて、最低12年は寝かせてるという意味なんです。それ以上寝かせている原酒も含まれているんですね。シングルモルトだろうと、ブレンデッドウイスキーだろうと。


シングルカスクだとひとつの樽から作られたウイスキーなんですけど、基本的に複数の原酒をブレンドして作られるんです。


シングルモルトはモルトウイスキーのみ使っているウイスキーです。山崎とか白州とかマッカランとか。


ブレンデッドウイスキーとはモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしてますね。竹鶴とか響とかジョニーウォーカーとかはブレンデッドウイスキーです。


グレーンウイスキーは穀物から作られるので比較的量産しやすいんです。サントリー知多はグレーンウイスキーですね。


角瓶とかトリスは殆ど原酒が入ってないので簡単に増産できます。実質、焼酎みたいなものです。日本の法律だとウイスキーの年数や原酒の使用割合などが厳密に規定されてないので、ほぼ焼酎でもウイスキーと名乗れてしまうんですね。


炭酸で

割ってしまえば

ほぼ同じ

雰囲気だけでも

酔ってしまえば


日本のウイスキーの原酒不足が解消されるまであと数年はかかると言われています。それまで、日本のウイスキーは微妙だと思いますよ、安くていいウイスキー呑みたければスコッチの方がいいです。それか、アイリッシュかいっそのことバーボンの方がいいと思います。


山崎12年に40000円は高すぎます。その値段出せばもっといいスコッチ買えますよ。まあ、金持ちならばそれでも買うんでしょうけどね。


少し前まで、新幹線すごく硬いアイスに山崎12年のミニボトルを足して呑むのが通と言われてもいたのに、新幹線の車内販売自体が無くなりましたから。


なんか、いろんなところが少しずつおかしくなってるような気がします。


芝居よりも舞踊ショーだとか、ウイスキーの転売だとか、インバウンド頼みの観光業だとか。


大衆演劇にも外国人をスカウトしなければいけないような気がしますね。まるで、駅伝くらいでしか輝けない大学みたいに。


スタメンほぼ外国人選手とか。ただ大学名を背負っているだけで、全く愛校心とかなかったり。


一体何をみて感動したり、涙を流したりしているんだろうか。そんなものばかりが溢れてますね。