劇団美山のイベントが始まりましたね。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

劇団美山のイベントが始まりましたね。

浅草木馬館は昨日からイベントが始まったそうです。トップバッターはとっとこ花太郎で、夜の部は昨年の記念公演でも披露した「怪談乳房榎」をやったとか。


元々は明治時代に作られた落語を歌舞伎にした演目みたいですね。映画化されたこともあるそうです。


花太郎の日ということで、花太郎の出ずっぱりだったみたいです。まあ、観てないので多くは語れないですが、実際観たうちの母は良かったと言ってました。


折角それだけのものをやるんだったら、シークレットにしないで事前に発表すればいいのに。予約だけしてドタキャンするターミネーターな客がそれだけ多いということなんでしょうか。まあ、場所取りも問題ありますからね。観たいお客さんが観れなくなるリスクもありますし。


三吉ならば余程のことがない限り、席が埋まることなんてないんですけど。三吉の予約席は通常だと前方ですから。真ん中より後ろは一般席なんです。補助椅子まで出ることは年に数える程しかないですね。木馬館には名物の丸椅子がございますけど。背もたれのないアレですね。


木馬館と三吉で同じような舞台をやるとなると大道具もそうですけど、公演時間との兼ね合いもありそうです。木馬館と篠原演芸場はよく延長しますからね。三吉で延長したとしてもせいぜい20分くらいじゃないですか。篠原の場合、1時間とかそれ以上延長することもありますから。


まあ、北とぴあはあっさり終わったみたいですけど。拍子抜けするくらい舞踊ショーは短かったみたいです。


予備校でもかつては大延長する講師がいたみたいですけどね。代ゼミだと英語の西谷、駿台だと日本史の福井、河合だと英語の芦川とかが特に有名だったそうです。3時間近く延長することもあったとか。


三吉で2時間延長とか多分、無理ですよね。夜の部終演が10時半とか。遠征客もいたりしますから、後ろには伸ばせないでしょうし。


まあ、延長なしでも十分熱演は可能ですからね。演者が熱くなるあまり延長することはあるあるだったりします。


センターだと余程のことがない限りは延長とかできなさそうですよね。


ちなみに若丸の場合は芝居のアドリブだとかトークが長引いて延長することがあるみたいです。トークに白熱すると止まらなくなり、時間が押していくみたいですね。恋川純もそんなパターンみたいです。


なので、口下手な座長だとあまり延長することもないかもしれません。あと、舞台進行や演出も全て劇団でやってるので、準備との兼ね合いで時間が伸びざるを得ないということも。


時間を伸ばせないならば舞踊ショーを削るしかなくなりますからね。そうなるとクレームになりそうですし。芝居が短くてもあまり文句は出ないですけど、舞踊ショーが短いとクレームになりがちだったり。芝居をきちんと観てるお客さんが減ってるというのも寂しい限りです。それが大衆演劇の現状ですからね。


役者的にはなんとか芝居を魅せたいという想いがあるみたいですけど、長い芝居だとセリフの分量も増えるので、楽したいと考えると舞踊ショーなりトークを伸ばした方が良さそうですけどね。結局は芝居と舞踊ショーとの綱引きになると思います。


需要は舞踊ショーの方が多いわけですからね。重厚で長い芝居となると、ともすれば役者の自己満足ととらえられてしまうこともあるかも知れません。難しいですね。


芝居は1時間超えると長いと感じるお客さんが増えそうです。そして、舞踊ショーは1時間を切ると短く感じる。舞踊ショーならば2時間でも観ていられるというお客さんが多そうです。三吉だと3時間ですから、芝居で1時間超えたら厳しそうですよね。最近ではいよいよロング公演という裏技を使い始めてるみたいですけど。