東京銭湯ならではの楽しみ方、銭湯遍路。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

東京銭湯ならではの楽しみ方、銭湯遍路。

日本で一番銭湯が多いのは東京なんです。


都内にはまだまだ銭湯が至る所に残っているんですね。確か、都内だけで600軒くらいあるとか。


そんな都内では銭湯遍路というツーリズムが密かにあるんです。都内各所の銭湯を巡ってスタンプを集めるやつですね。冊子が売られていて、中には各銭湯の所在地が載ってます。完全制覇したひとは表彰されて、ホームページに名前が載るそうです。


歩いていける距離に複数の銭湯があるのは東京ならではですね。地方都市だと銭湯はほぼ廃業、壊滅的ですからね。


個人的には京都と大阪の銭湯も好きです。金沢もいいんですけど、近年激減しているとか。


名古屋は銭湯は少ないけど、代わりにサウナやスーパー銭湯が多いです。スパ銭発祥地ですからね。あの竜泉寺の湯も名古屋の守山に本店がございます。竜泉寺といえば関東のイメージですけど、実は名古屋なんです。


八王子の竜泉寺の湯に入ってから篠原演芸場に行ったことありますね。里美こうたの二十歳の誕生日公演だったんです。もう、7年ほど前ですかね。あの頃から美山は人気ありましたね。祐樹はあの頃からデブでした。


役者は太ったらダメ

by長谷川武弥


デブはサウナと銭湯好きが多いんです。お湯の中だとカラダが浮きますからね。サウナでダイエットは無理なのは、サウナにデブが多いことでも証明できますね。


汗かいたって水分が少し出るくらいですから、それだけで痩せるわけがない。どうせ湯上がりにビール飲むでしょ?から揚げ食べながら。


サウナは元々はリラクゼーション目的だったはずです。それがととのいとか言って無茶な入り方しているひとがチラホラいますね。我慢比べじゃないからね。もっと気楽に入るべきですよ。そんなにストイックになる場所ではないです。


サウナって本来はデブの癒しの場でしたからね。痩せたければ毎日走ればいいんです。肉は赤味を食べればいいんですよ。水分はしっかり補給して。コーラではなく、水ですよ。オロポもやめたほうがいいと思いますよ。糖質の過剰摂取ですからね。


はしご酒ならぬ、銭湯巡りのススメ。今回は浅草の近く、墨田区でやってみました。


デブの殿堂、メタボの聖地、東京は両国。


隅田川を挟んでいたので両国といいます。ここは国境だったんです。元々総武線は両国発着でした。両国は千葉の房総方面のターミナルだったんですね。直通運転するようになってからターミナルではなくなりました。


両国駅前にある江戸遊。人気のスパですね。こちらはスーパー銭湯なので今回はスルーします。


両国駅と本所吾妻橋駅の間あたりにあるのが、荒井由美。


荒井由美ではなく、由美かおるでもなく、荒井湯。


由美かおるの入浴シーンは水戸黄門のお約束でした。需要あったんでしょうか?


裏手をご覧ください。薪で沸かしてますよ。ここ、チェックポイントですからね。薪のお湯は柔らかいんです。入ればすぐにわかります。


破風の屋根は東京銭湯の特徴です。関東大震災以降に流行りました。宮大工によって建てられた文化財クラスの銭湯もちらほらあります。


荒井湯は地域密着型。番台形式で、坪庭の池には鯉が泳いでいて、縁側で涼むこともできます。


ぬる湯とあつ湯があって、交換浴ができます。ぬる湯は水風呂ではないので、冷たいものが欲しかったらシャワー浴びるしかないです。あつ湯といっても40度なので、さほど熱くはないです。


昔は44度でやってたっぽいけど、熱すぎると水で埋められてしまうので、温度下げたみたい。


ザ昭和の銭湯といった王道スタイルの銭湯です。特にこれといったものは全くないけど、シンプルな銭湯ですね。


その近くにあるのがこちら、御谷湯。ミコクと読みます。


東京でも屈指の人気を誇る銭湯ですけど、サウナがないので、サウナがある近隣の銭湯にお客さんが流出しているみたいです。


錦糸町には黄金湯

押上には大黒湯

森下には深川常盤湯


サウナがある人気の銭湯ですね。黄金湯と常盤湯はリニューアルされてから激込みですよ。サウナーだらけです。


御谷湯はお湯だけで勝負しているビル型銭湯です。浴室は4階と5階にあり、週替わりです。レイアウトが若干違う程度ですね。


今井健太郎設計によるデザイナーズ銭湯。東京の温泉の特徴でもある黒湯が楽しめます。


高音、中温、低温と、まるで湯治のような楽しみ方ができます。薬湯、不感湯、狭いけど露天もあります。露天からはスカイツリーがチラッと見えます。


こちらも地元の常連客に愛されている銭湯です。この界隈は風呂好きの年寄りが多いみたいですね。


浅草からも橋を渡れば歩いて行けるので、インバウンド需要もあります。外国人観光客がチラホラ来ますね。両国にもゲストハウスありますし。


昔ながらの東京銭湯が荒井湯

いまどきのデザイナーズ銭湯が御谷湯


薪で沸かした柔らかいお湯の荒井湯

黒湯の温泉を温度違いで楽しめる御谷湯


冷たい黒湯が楽しめるのは貴重ですからね。


御谷湯一階にはロビーがあって小上がりスペースになってます。2階にはお酒が飲めるちょっとした店もあります。一度しか入ったことないけど。


黄金湯みたいにロビーでクラフトビールを楽しめるくらいが最近のトレンドですから、お店と銭湯をわざわざ分けてるのは少し古いかも知れません。尾久にある梅の湯もお店と銭湯を分けてますよね。


御谷湯近くには鰻屋があって、露天に鰻を焼くにおいが漂って来ます。風呂上がりにうなぎが食べたくなりますね。


浅草に行くついでに行ってみるといいと思います。都バスに乗れば雷門まで行けますし。