フラッシュバック大衆演劇2023 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

フラッシュバック大衆演劇2023

2023年も残すところあと1週間ですね。


それでは、今年の大衆演劇をざっくり雑に振り返っていきましょう。


二月は某座長のDVが発覚し、白いものが黒くなりましたね。その後、何事もなかったかのように復帰してるので示談が成立したみたいです。


五月は劇団暁の三咲暁人が座長襲名。座長に襲名したものの、実質的には今まで通りですけどね。劇団美山の里美こうた座長みたいなものかも知れません。


六月は劇団炎舞の花形鷹勝が解雇。大衆演劇から足を洗って娑婆へ、カタギになりました。真相は不明ですけどね。復帰はあるんでしょうか?

オーショーが敬愛するレペゼン地球のDJ社長もドロン。


篠原演芸場でのteam純弥公演も盛り上がりましたね。おそらく、劇団美山を除いたら、今年一番の盛り上がりだったんじゃないでしょうか?


七月は十三の木川劇場が突然の閉館、関係各社は寝耳に水でしたね。


九月は奈良にある弁天座が一次閉館、来年以降劇場はらいぶ座グループにより運営されていくとのこと。


十月は新宿歌舞伎町劇場ハナミチの柿落とし。ラスボスこと小林幸子と新宿区長まで出席し、華々しくオープンしました。たつみ演劇BOXがその大役を務めましたね。


十一月は篠原演芸場で篠原前会長の物語「ドヴに咲いた華」を公演。篠原グループ総出で感動の舞台を好演しました。


そして、梅田呉服座では劇団九州男の解団公演が行われました。大川良太郎座長は今後も大衆演劇で座長として続けていくとのこと。


一見大弥ら3名が一見劇団を解雇という一件もありました。


十二月は幕張メッセでのイベント出演、北とぴあでの特別公演と大衆演劇を発信する活動を精力的に行いました。


そして、福山の真正座も閉館しました。なら香芝天満座は再開すると見せかけてのドタキャン、業界を震撼とさせました。


今年一年、新しい劇場ができたり、劇場が閉館したりと、浮き沈みの激しい大衆演劇でした。


今年一年を総括すると、大衆演劇の観劇料が値上がりし、コスパが悪くなった点が上げられますかね。


景気も回復してないのに増税するクソメガネに呼応するかのように、大衆演劇も値上げ。まあ、光熱費も高騰してますし、コロナによる集客減と減収もその理由ですかね。政府も助成金なんて出さないですし。


歌舞伎では市川猿之助の裁判、宝塚ではパワハラを苦に座員が自殺、ジャニーズの性加害問題など、ショウビズ業界も南海トラフ級の激震でした。







大衆演劇は馬乗りとオーショーくらいだったので、かすり傷程度でしたけど。


やはり、木戸銭の値上がりはデカいですね。2000円超えたら高く感じるのが大衆演劇ですから。


商業演劇にどこまで迫れるのか、追求の一年ではありましたけど、そもそも商業演劇自体がコロナでズタボロでしたからね。そこに来てショウビズ業界の相次ぐスキャンダル、それに伴うイメージダウンなどもありましたし。


大衆演劇は蚊帳の外とはいえ、そもそも見向きもされてないというのもいささか寂しかったりもします。


そんな中で新宿歌舞伎町劇場ハナミチの開業は明るいニュースではありましたが、集客は大苦戦しているみたいですし。大入取るのは三吉演芸場くらい厳しそうですね。


高騰する観劇料と、観劇するファンの固定化という問題を抱えながらの越年でございます。


マンネリ打破への秘策はあるのか?小泉兄弟とチョン烈のブレイクはあるのか?新しいスターは誕生するのか?都若丸は木馬館に乗ることができるのか?


来年以降も大衆演劇に要注目ですね。来年二月には西成に新劇場ができたり、姫錦之助が劇団を立ち上げたりと話題もちらほらありますし。


来年以降の大衆演劇に対して期待すること、何かございますか?こんなことやってほしい、あんなことになったらいいな、ということがございましたら、コメントよろしくお願いします。


個人的にはちいかわたかひろの川崎大島劇場公演と、優木直弥の誕生日公演、来年は川崎大島劇場でやって欲しいな、というのがあったり。


都若丸劇団が川崎大島劇場に乗ってもいいんですよ。三吉演芸場からの流れで。楽屋はたぶん、クソ狭いと思いますけど。


もっと盛り上がって来たら、オフ会とかできたらいいんですけどねえ。川崎大島劇場を大入にするオフ会とか。少しは何か還元したいですし。