あの、完全無欠のキムタクでも滑る、口は禍の元? | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真冬のソナタ★

あの、完全無欠のキムタクでも滑る、口は禍の元?

キムタクが例のインスタの投稿をシレっと消したそうです。



ショーマストゴーオンといえば、ジャニー喜多川の口癖。それを載せるなんて怪しからんと言われて炎上したみたいです。



「何を言うか」より「何を言わないか」が大事というのはわかります。


日本は欧米と違って本音と建前を使い分けて、腹芸、お察しする、空気を読むのが社会性ですからね。


世阿弥も「秘するが花」と言って、庭に咲いていた花を全部刈り取って、一輪だけ茶室に飾って置いて見せた、なんてことがあったそうですし。

言いたいことがあってもうまく言えない。うまく言えないのは相手のことを慮るあまり、言葉に出さないんですね。



SMAPにこの人がいたことも、長い間なかったかのようにされて来ましたから。流石にそれは無理がないですか?


いわゆるメディアが忖度して、ジャニーズ事務所の良きに計らった結果だと思いますけど。




言葉に出さないことによって、その裏で多くの被害者が泣いていたというのは事実です。


何が正しくて、何が間違っているのかは沈黙していたら、まるで大声コンテストみたいに、声が大きいものの勝ちになってしまいます。


大阪で今、万博なんてやめろと言ったところで、たぶんかき消されますよね。「何言ってるんだ、おまえ」と。


そういう時に、異論は大事だと思うのですが。


大衆演劇に関しては、劇場主もさほど裕福ではないと思います。


さほど儲かってるわけでもないでしょうし、経営は綱渡りだと思います。


劇団も苦しいかも知れませんが、おそらく、劇場主も苦しいのではないでしょうか。


話は脱線しますけど、ドロンってまるで抜け忍みたいなニュアンスになってますよね。


子どもが遊びからいち抜けたみたいな軽いニュアンスではなくて、まるで逃亡犯みたいな。


でも、気持ちはわからなくはないですけどね。あんな生活を何年も続けていたら、ドロンしたくなるのは人情のような気がしますけど。


それを許さないのはかなりブラックだと思うのですが。


劇場運営もパソナみたいに中抜きしまくってただ開けてるだけでお金がガバガバ入って来るようなビジネスモデルだったらいいんですけどね。


千円カットのQBハウスの社長とか、黙っていても毎日1億円は手元に入ってくるらしいですからね。さらに、資産運用してそれを元手に増やしてるわけですから。


なので、骨董品だとかアンティークの家具だとか取っ替え引っ替えみたいですね。聞いた話ですけど。


まあ、QBハウスで働いている従業員はあくせく働いているんでしょうけど。千円ちょいで十分程度で髪の毛を切り続けてるわけですから。


店を開けてるだけで一定数のお客さんがコンスタントに入ってくれれば、苦労はないんですけど。


大衆演劇もかつては今よりもっと需要があって、お客さんもたくさん入ったと思うんですけど、大阪は劇場が増えて、今や過当競争ですからね。値上げしたくても簡単にはできないし、値下げしたら経営は逼迫するし。


ついには役者自ら劇場を運営しなければいけないほどに追い込まれているのかも知れません。


まあ、ピンチはチャンスなのかも知れませんが。


劇団運営も従来通りのやり方から脱却しなければ行けないのかも知れません。


ブルゾンちえみはかつて、「追いかけない、待つの」と言ってましたけど。


ただ闇雲に待ってるだけでは、いつまで経っても待ち人は来ないような気がします。


商店街の一等地にあってもお客さんが入らない劇場もありますからね。


それ考えると篠原演芸場とかやっぱり凄いや。アレはなかなか真似できないと思います。


川崎大島劇場にも少しはテコ入れしてほしいですけど、傘下とはいえ、経営は別ですからね。


あの場所は、お客さんは来ない…


町外れですし、通りから外れてますし。


それでもたまに奇跡的に大入になったりしますから。ほんと、奇跡的に。


今月はどうなんでしょうか?誕生日公演でやった芝居をぶっ込んできたり、なかなか命がけみたいですけど。



追記


総意とか。


そういうところだぞ。


少しは創意工夫をしなさいよ。結局はなんの助けにもならなかったわけだから。