人情深川流しな富岡八幡水かけ祭り。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

人情深川流しな富岡八幡水かけ祭り。

日曜日は門前仲町に行ってきたんです。


三年に一度の水かけ祭りがありました。前回はコロナ禍だったので、水かけ祭り開催は久しぶりだったはず。


6年前といえば、2017年ですよ。


そういえば、2017年12月に富岡八幡宮で何やら事件がありましたね。

https://dot.asahi.com/articles/-/124856

https://dot.asahi.com/articles/-/124979


なんか、生々しい事件ですね。まさに、人情深川流し。流れ流れて、6年ぶりの深川水かけ祭りでしたね。


事件も水に流したいところでしょうか?黒歴史ですからね。


大衆演劇界隈も数々の黒歴史を流して来ましたし。いろいろありました。黒歴史は語りません。ゆえに、アーカイブは残さないみたいです。大衆演劇の裏側はブラックボックスですから。


知らぬが仏の大衆演劇なんです。


水かけ祭りは朝の7時半から始まるんです。富岡八幡宮前の通りに氏子町内会の御輿が総勢50以上もズラーっと並ぶんです。


さながら、神社の座長大会みたいなものですね。


富岡八幡宮の氏子ってかなり範囲が広いんですよ。浅草三社祭も広範囲ですからね。電車に乗ってはるばる北千住の方から担ぎ手がやってきますから。


規定のコースをぐるりと回って、清澄白河から新川の方まで回るんです。


水かけ祭りと呼ばれる所以は、御輿に向かって沿道から水をぶっかけるんです。バケツに水を汲んどいて、柄杓だとか水鉄砲でかけまくるんです。


外国人も参加して、国際色豊かなお祭りになってます。もはや、日本の伝統だとかそういう垣根は越えてますね。富士登山然り、インバウンド需要が増えてますから。清澄白河界隈にはカフェが増えて、なかなかオシャレな街になってます。


ブルーボトルコーヒーが日本に初上陸したのも清澄白河なんです。スタバのロースタリーはブルーボトルのパクリですから。


東京都現代美術館が木場公園にあって、深川江戸資料館の通りを抜けて木場公園まで歩くのもいいんです。通り沿いにある焼き鳥屋で缶ビール片手に路上で一杯とか、いいですよ。


今回は昼過ぎからの参加でした。新川にある永代橋の手前で御輿の担ぎ手はお昼休憩するんです。


永代橋から富岡八幡宮に戻ってくる御輿を狙ってやってきたんです。


水かけ祭りもヒートアップしてくると、4トントラックの荷台をプールにして水を張り、そこからバケツで一気に水をかけまくるんです。カオスですね。




永代橋からの眺めは壮観です。スカイツリーも見えますよ。歩いて永代橋を渡れるのも水かけ祭りの醍醐味です。


永代橋は関東大震災の復興に際して建てられた橋で、大正15年に完成しました。国の重要文化財指定です。





さらに、消防署も全面協力、御輿目掛けてダイナミックに放水するんです。


姫錦之助が大好きな東京ディズニーランドもビックリのパレードですね。








この日は天候も不安定で、突発的に大雨が降ってきたりと、ずぶ濡れになってしまいました。







神田祭、三社祭と並んで江戸三大祭りとも言われています。


天下祭だと神田祭、三社祭に加えて、山王祭ですね。江戸城内に御輿が入ることが許されたから天下祭と呼ばれています。


深川の水かけ祭りは天下祭に比べると若干、格は下がりますけど、盛り上がりという面では、神田や三社祭に負けてません。むしろ、勝ってるような気がします。


水かけ祭りに参加の際はサンダル履きに水着に濡れてもすぐ乾くようなシャツで行くのが無難ですね。着替えとタオルは持参で。


さもないと、後悔することになるかも知れません。遠くから観ているだけならば濡れることはないと思いますけど、ついつい被りたくなるのが人情ですからね。お陰でずぶ濡れになりました。まあ、雨のせいでもあるけど。


着替えは木場のヨーカドーまで行かないと買えないと思います。タオルや下着程度ならばコンビニでも売ってそうですけど。


次の祭りは3年後ですから、もし行くことがあれば要注意ですね。