どうも、わたしです。

今回も過去作品紹介でございますー。

今回からは小説となります。

電子書籍で初めて販売した小説作品がこちらの『見渡す限りの青』です。

青をテーマにした恋愛小説になっています。

と言っても、わたしはあまりラブラブきゅんきゅんな話が苦手なので書く方でも苦手だったりするので、わたしなりの純愛と言いますか、両思いで幸せの話になっています。←ネタバレではないよ!

 

わたしはいつも小説を書く上でまっさらなことってなくて。

「さあ!書こう」と思って書けるものでも当然なくて。

何か書きたいテーマがあるから書くのかというとそういうわけでもない。

じゃあ、なんで書いてんだよ、というと、それは。

妄想力

の賜物なんですよ。本当に、そうとしか言いようがない。

わたしはずっと妄想しています。良いことも悪いことも。

例えば、何か事件が起きたとして、その事件に興味が湧いたら徹底的に調べて、自分なりに考察して、何か先が見えてきそうになった時、いかに盛り上がるのかということが小説への活力になります。

 

「はあ?」

 

って思われることがほとんどだと思いますけど、そういう事件とか誰かの話とか経験とかって、全てがわたしの脳みその中に入っていくと遊園地状態になって、色んな方向に進みだします。それが、結果的に物語になる。

 

「え?そんなこと考えてあの物語作ったの?」

 

とはよく言われるフレーズです。

この『見渡す限りの青』もちょっとしたネタがあります。

それは、図書館で不意に読んだ『届かない恋文』という本です。

これは、公募で集めた伝えたいけど伝えられない想いを恋文として書かれた文章が掲載されています。その中で、80代の男性が投稿していた。

 

『青い傘のあなたへ。

僕が突然の大雨で立ち往生していた時に傘を差し出してくれたあなた。

それから僕はお礼がしたくて一緒にお茶を飲んでくだらない話をしましたね。

でも、僕はそこから先に踏み込むことができなかった。

だけど今でも「その傘あげるよ」と言ってくれたあなたの声を忘れられずにもらった青い傘も使わずにいます。』

 

という文章を読んで、なんて素敵なんだろう!と思ったのが、もうかれこれ10年前笑

そこから色々構想して、一度賞の公募に出しました。

それから月日は流れて、某SNSのmixiに結構書き換えて掲載したところ、とても人気だったので最初に販売するのはこの話がいいと自分の中で決めていました。

内容としてはmixiに掲載していた時よりも詳細に、繊細に書くよう務めたのでボリュームが増えているような感じですかね。

冒頭はこんな感じです。

 

 

恋愛って、向き不向きがあると思うんですよね。

あ、試し読みだともう少し読めますので、興味が湧いたらぜひこちらから。

【見渡す限りの青】

では。

 

 

 

 

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