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どうも、わたしです。

今回は漫画でございます。

ベギラマさんの『乙女失格』です。

一応、成人漫画にあたります。エロなのか!と鼻息荒くした方、ちょっと落ち着いてください。これから感想めいたことは書き連ねますが、実際ベギラマさん自体が企画物のアダルトビデオに出演なさっていたり、風俗業で生計を立てていた方なので、エロ要素は強いんですが、あのーそのー一般的に考えるエロとはかなり逸脱しています。

わたしはついていくだけで精一杯で、もはや文学に感じました(言い過ぎじゃないんですよ)。


そもそも、なぜこの漫画を購入したのか、というところから語りましょう。

お馴染みのTUTAYAさんに行った時に、たまたま漫画コーナーに平置きで置いていたこの漫画を表紙買い、というなんともひねりのない理由です。しかも、成人漫画コーナーではなく、少女漫画コーナーに置かれていました。そもそも、表紙がなかなかな感じだということにあまり気付けていなかった当時のわたし。若いさはプライスレス。

で、読み始めてびっくり。

うなぎや有刺鉄線、トイレに圧縮袋。待って待って、これは、何?

この世界は本当に日本?という感じです。

ベギラマさんは自分を「ヘタレ」と呼んでいますが、ベギラマさんがヘタレなら世の女性の9割はヘタレ以下です。かくいうわたしもそれに該当します。

アウトローといえばかっこはいいですけど、この漫画は世界の広さを教えてくれます。

何よりも、魅力的なのがベギラマさんの不安定感(わたしの好物)と無限の好奇心、そしてそこはかとなく感じる彼女の美しさ。これは、見た目ではなくて、文章や言葉選びから感じられる知的な部分です。

いや、基本的にベギラマさんの体験コラム漫画なので、過激派なんですがそれでもところどころに言葉遊びがあって、高等な人に感じます。重ねて言いますが、やっていることと本人とごちゃ混ぜにしちゃだめよ。

ラストのページに目を隠したベギラマさんの写真が載ってるんですが、きっと美人。間違いなく美人。わたしのセンサーに引っかかる。

中には抵抗感のある方もいると思うので、ググるのは自己責任でお願いいたします。


2010年くらいには乙女失格Zという名前の漫画を不定期に公表していた様子ですが、きっともうしていないんだろうなぁ。ググってみても出てこなかったもんなぁ。

個人的に忘れられない漫画のベスト3に入っている漫画でした。

もしかすると1位かもしれない。いや、違うかも。

では。


オウンド版も良かったら見てね。

こちらは日常のことを書いていて、毎日更新です☆

いつか魚も溺れる(オウンド版)