1987年にリリースされたエアロスミス9枚目のアルバム。
ひょっとしたらこれが僕のロック初体験かもしれない。
同級生の岡本君がダビングしてくれたんだけれど、それまでラジオから流れてくる
南野陽子、松田聖子、近藤真彦とかをラジオで好んで聴いていた僕に、
エアロスミスは強烈なインパクトを与えてくれた。
このヴォーカルはいったい何だ?
このリズムはいったい何だ?
当時最も理解できなかったのが、5曲目のデュード。
それまで聞いていた音楽とは全く違うノリ、展開。
これがロックなんだ、と分かるまでには、それからいろんな海外のアルバムを聴き、
耳が慣れる必要があった。かなりの時間がかかった。
(だってロックと言えば佐野元春ってイメージだったから)
世の中的には、この後のパンプやゲットアグリップの方が名盤と言われているの
かもしれない。
でも僕にとってはやっぱりこのアルバム。
マジックタッチの跳ねるようなリズムが始まった瞬間ウキウキする。
実際、今日はあまり仕事が乗る気じゃなかったけど、小音量でこのアルバムを
流したら、気持ちが回復。ドンドン仕事が進んだ。
そんな、栄養剤的なアルバム。
97点
最高だー。こういう曲他にないかなぁ。