1977年にリリースされたジューダスプリースト3枚目のアルバム。

 

今、僕の音楽遍歴を少し振り返ると、小学生の時に初めて買ったレコードは

シューベルトの魔王。すごいインパクトがあって買ったんだった。

 

そして買おうとして買わなかったのが、南野陽子。

タイトルは忘れちゃったけど、ものすごく切ないシングル曲があって、

毎日夕方16時ぐらいからラジオで流れるランキング番組で1位になったら

買おう!と決めていた。結局2位止まりで買うことはなかったけれど。

 

中学生になると、周りに洋楽を聴いている人が増えてきて、その影響で、

A~HAとかを聴くようになった。

そしてTIFFANY。可愛かったなー。外見と歌声がマッチしないのもまた良かった。

 

その後、周囲が段々ハードロックに移っていき、僕も聴かせて貰っていた。

その一つがジューダスプリーストだった(ような記憶がある)。

 

でもこのアルバムから聴いたわけじゃない。確か、ターボだった気がする。

ヘヴィメタルと言いつつもかなり聴きやすいアルバムで僕はジューダスプリースト

に好印象を抱いた。

 

そして遡っていった。ファーストのロッカローラは??だったけれど、

みんな充実したアルバムばかりで、さすがメタルゴッドと言われるだけあるな、

と思ったものだ。

 

このアルバムは、と言えば、当時はヘヴィメタルというジャンルがない中で、

最も激しく、整合性のとれた音楽だったのかもしれない、と思わせてくれる。

今の耳で聞くと、ハードロックですらない曲も多くある。

でも、A面、B面とも1曲目は今のプロダクションで収録すれば立派なヘヴィメタルだ。その他の曲も77年なのに聴けてしまう。と言うことは曲の持っている力が

強い、と言うことだ。

 

そう言えば、このアルバムについて中学生の時に、大口くんが、

「ドラムのサイモンフィリップスが上手い!でもこの後のライブアルバムでは

 メンバーが変わっていて、まともに叩けていなんだよね。。」

と言っていた。

 

そんなことを思い出させてくれるアルバム。

 

88点(低いかなー)

 

本当はB面1曲目のLET US PREYを探したんだけれど動画がなかった。。

さすが有名曲はあるんだな。