1989年にリリースされたスキッドロウのデヴューアルバム。
当時はボンジョヴィが見出した!的な記事がワンサカ。
見た目も格好良かったため、BURRN!誌でも大プッシュされていた。
でも、記憶によるとこのアルバムの点数は80点台だったと思う。
そんなことはない。このアルバムは非常に良く出来たアルバム。
全ての曲がキャッチーアンドヘヴィ。中高生の暴れたい時期にもぴったり
だったけど、47歳の今でも、聴くと自然に体が動き出す。
ヴォーカルのセバスチャンバックの声が当時は細い気がして、2nd
アルバムでの成長ぶりに驚いたものだったけれど、こうして改めて
聴いてみると、細いのではなく、声質だな。
この声は正直特別に上手いとは思わない。でも心に訴えてくる。
だからこそ、スキッドロウの曲は魅力的になり、他のバンドとの差別化も
計れたんだと思う。
そう言う意味では、ボンジョヴィというよりは、モトリークルーに近いと
思う。
このアルバムの成功を受けて作成された2ndアルバム、3rdアルバムは
より男らしさが漲る、ハードロックというよりは、ヘヴィメタルと言える
出来。やはり気に入っていた。
こういった単純明快なバンドが思春期にいたことは喜ばしいことだな。
94点
こんな映像があるとは。武道館でのライブを生中継するんだから
当時の彼らの人気度合いがわかる。声出てないけど格好いいなー。