友人が、4年半を留学で過ごしたウィーンに
5年ぶりに行って来られました。

素敵なお土産頂きました音譜
$神戸市 灘区 楠丘町 ピアノ教室♪  こでまりぃ ぴあの るーむ♪

そんなハッピーのお裾分けを頂いた
昨日のレッスン。

小3のHちゃんがレッスンにやって来ました。

うかない表情です。。。

「練習してこれへんかった・・・」

この頃、お家での練習がうまくいってないことには
気づいていました。
練習の時間がへっていって
ついに今回は
1度たりとも弾いてくることができなかったようです。
気づけば、もうピアノレッスンの時間に・・・ビックリマーク

そんな感じ。。。

彼女は、習い始めの頃は
嬉しくて嬉しくて
たくさん練習していました。

けれど
最初に飛ばしすぎた生徒さん
急にお疲れが出るというか
練習の壁にぶち当たる方が
多いです。

彼女にもその症状がみられます。

「体は元気だった?」

と尋ねると、病気などで練習ができなかったわけではないことがわかりました。

彼女は、根が真面目なタイプなので

もう怒られるモードに入っています。

充分、反省していること

お顔を見れば分かります。

そして

練習に気が乗らない自分を
どうにかしたい・・・
という心の声が聞こえていました。

どうして
ピアノって練習した方がいいのかについて
お話してみました。

ピアノを習い始めて
10ヶ月、バスティン1をやっています。

最初のところにある目次に
合格できたら◯を書ける欄のあるページを使って、

・毎週1曲合格できている自分は
 3年生の終わりの3月には、
 バスティン1が終わっていること。

・2週間に1曲ペースだと、
 その倍かかって
 バスティン1が終わるのは
 4年生の5月頃になること。

練習のペースで
どんどん上達のスピードに開きがでること。

そこまでお話しても
お顔がくもっています。。。

・私が小学生の時に友人にピアノ弾いて♪
 と言われて弾くと、
 聴いてくれた友人たちが
 口をそろえて言った言葉。
「もっと練習してたら良かった」
「ピアノ習っとけばよかった」
 そう言った友人たちを見て
 もったいないな・・・
 と思ったこと。 
 練習をすると、素敵にピアノが弾けている自分がいる。
 
 Hちゃんは
 どちらの自分になっていたい?

 もちろん。
 弾けなくてもいいから
 ピアノレッスンの時間だけを楽しめたらいいのか、
 実際に塾が忙しくなって
 レッスンだけを楽しみに来ている方もいることも
 お話しました。
  
 ただ
 大切なのは、
 なんとなく日々を過ごして
 楽なほうに流れた結果、上達していなくて
 後悔することがないように願っていること。

 つまり。練習しなくても、自分がそれでいいんだったらいいんだよ
 ということ。
 
Hちゃんは、どちらのタイプ?

少し興味が湧いてきた表情に

・なんで練習がイヤなのか。
 ピアノが嫌いになったわけでは
 なさそう。
 弾けないないからイヤなんだったら、
 練習の仕方を考えたほうが良いこと。
 いきなり両手で弾こうとして
 苦しい思いをしていない?
 
これは図星だったようで

ならばどうすれば良いか

・まずは弾けるところから取りかかる
 つまり片手でラクラク弾けるようになるまで弾く
 
 そして
 弾きにくいところは、
 新しいテクニックや読譜のポイントが
 詰まった場所だから
 そこを見つけるのは、
 宝物を見つけるのと同じことなんだよ。
 そこに、上達できるポイントが詰まっているんだよ♪

 Hちゃん
 「チャンスや!」
 って言いました。
 
 そして
 弾きにくいところ
 を何回か弾いてみたら
 片手だと案外早く弾けるようになること

表情が明るくなってきたので

・実際に、私が練習中の曲を弾いてみました。
 大好きな曲だから、上手になりたいこと
 その為に、難しい所を克服するために
 何度も弾くんだよ
 と練習してみせました。

Hちゃん。嬉しそう!

最後に、週に1日だけは練習する日って
決められるか

例えば
お稽古事が何もない日とか

一緒に考えてみたら

ありました!

水曜日、土曜日、日曜日。

ここまでお話を進めると、
彼女のやる気が輝いてきて

「ピアノレッスンの次の日に練習するわ!
 次の日やったら、習ったこと覚えてるもん♪」

と自分に合った練習日が割り出せました。

「もし、水曜日にまだ弾けへんかっても、木曜日も金曜日も、
公文あるけど、ピアノやろうと思ったらやれるし♪」

すっかり元気な表情になったHちゃんでしたニコニコ

今日は、水曜日。

練習できるといいね音譜