アンニョン ラビです。
一つ前の記事で、旦那さんの会社の上司の奥さん(サモニム)にお会いした話を書きましたが、その奥さんから聞いた話をひとつ紹介したいと思います。
やっぱり考えさせられますね。
韓国の教育事情。
私にはまだ子供がいないので、まだ直面している問題ではないのですが、いつかはこの問題に直面する日がくるのかもしれないです。(こないかもしれないww)
韓国では教育熱がすごいですよね。
毎年大学受験の様子を見れば分かります…
そして、それは子供のときからスタートするんですよね。
子供のときから塾と習い事漬けです。
でもサモニムは自分の子供には無理な教育はさせないという派で、同じ考えを持つお母さん同士が集まって、『私たちは無理な教育をしないようにしましょう。』としていたそうです。
でも、自分の娘がいざ小学校に上がったとき、学校の周りの子は英語のアルファベットは知っていて当たり前。
そして、学校の先生もそれを前提に授業を進めたそうなんです。
『皆さん、もうすでに習ってますよね^^』と・・・
それで、自分の娘がものすごく自信をなくしてしまって、サモニムは、変に自分の頑固さを貫きとおしたのは間違いだったのか?と悩んだそうです。
しかも、お母さんグループの中でも、口では習い事をさせていないといいつつ、裏ではさせているといったことも発覚して、いろんなことが信じられなくなったりしたそうです。
お友達はみな塾に行っているので、今では、勉強しに行くというよりも、友達に会いに行くという感覚で塾に通っているそうなので、変に自信をなくさせるよりは、これでよかったのかも・・・と思ったりもするそうです。
でも中学2年生にして、帰宅は毎日10時過ぎ。
それもかわいそうですよね・・・
今選択している第2外国語の日本語も、小学校を卒業して、中学に入る前に先生をつけて勉強させたので、今のとことは周りよりもよくできるらしく、娘さん本人は喜んでいるそうです。
教育熱には地域差も必ずあると思うので、一概には言えませんが、これはソウルではなく、インチョンのお話です。
そして、すべてがこうであるというのではく、こういったケースもあるということです。
韓国の今現在の教育事情のひとつでした。
もっと自由にのびのびと子供が育つ環境になればいいですね☆