農業、漁業課題に加えて、医療業界の人材不足も深刻だと・・・
先日、インドネシアのバリを訪問した時の事に、インドネシアの実業家と結婚され、ご自身も事業をされている洋子さんにお目にかかる事ができました。そこで得た情報が、バリは観光で潤っているように見えるかもしれないけど、それはほんの一部で、実は貧しい人々がたくさんいて、日本で働きたいと思っている人もたくさんいる。
バリにて日本語送り出し機関の設立
インドネシアはどうしてもジャワ島中心となっているため、バリでの、日本への人材送り出し機関が少ないという事で、バリの若者が、日本語を学んで職業実習生として日本で働けるように送り出す機関を設立し、今年の4月より、日本に人材を送り出し始めたそうです。日本で働くためには、インドネシアで送り出し機関の認定を受けて、日本にある受け入れ組合を通して企業に人材を提案するという仕組みなので、そのバリ側を作ったという事ですね!
送り出し機関のAKSELAを訪ねて!
せっかくバリに行ったのだからという事で、その学校を訪問してみました!
責任者も、日本語を教える先生も、全てバリ人で構成され、責任者のパスティさんは、HISで働き、その後は、現地の大学で日本の文化や日本語等を教え、コロナ禍で仕事を探していたところを、この学校の設立を知り、設立から手掛ける事になったそうで、とても優秀で誠実な方でした。このような責任者の元で育った子供達なら、素晴らしいに違いないと思わせる方でした。
岡山でのバリ出身の人材の受け入れ先を探してみよう!
介護や、クリーニング業界など、日本人の人材が足りていないという話も良く耳にしているので、具体的にどんなニーズがあるのか、その受入れ環境はどうなのか、信頼のおける受入企業を見つけるべく動き始める事にしました。
そんな矢先に、地元高梁市で、地元の高校3年、地元の大学4年の合計7年で、日本で看護師や医学療法士の資格を取る、もしくはN1を取得して、日本でしっかりと働ける人材を作れるかもしれないというプログラムのお話が出てきたのです。
やってみる価値はありそうな、そんな予感がしています!