自分の生きる力をゼロから確認


ドイツ滞在中のスナップショット

私がマレーシアに行ったのは、2014年1月。1985年から6年間ほど、家族の帯同でドイツのフランクフルトで暮らしていた事はあったので、海外生活が初めてという訳ではありませんでしたが、そこは家族の帯同という事で、会社からのサポートや現地に行ってからも、いろんな意味で支援があったので、自分の力で住んでいたとは言えない状況でした。そんな中でも、日本人コミュニティーから離れて、ドイツに暮らす外国人達の中にいたので、いろんな国籍の人と、接して、いろんな多様性を身に付ける事はできたと思っています。特にインターネットが普及していない時代だった事もあり、情報は自分の足で見つける他はなかったのも、良かったかもしれません。
 

日本で起業もしたし、社会貢献活動も始めたし・・残すは海外。

マレーシアに行ったのは、54歳をまもなく迎えようとする時でした。この年齢になるまでに国内内では、起業もして、いろんな経験もして、更に仕事から社会貢献に自分の時間をシフトして数年を迎えた頃で、「残り、していないのは?海外での起業だけ」と感じ始めていました。
行くなら今しかない!54歳で単身行くには、既にかなり遅いとは思いましたが、まだまだゼロ
から自分の生きる力を試すエネルギーは残っていたので、即断即決で決めました。

自分の可能性を広げる意味での海外生活。



予備知識があまりない状態で行くと、海外生活は、いろんな事が初めてなので、一喜一憂ができるまたとない機会になります。最近はインターネットがあって、かなりの事が調べられるようになっているので、海外生活といっても、それほど困る事はないかもしれませんが、私が行った2014年頃は、車の移動は紙の地図を使っていたので、かなり間違えて、間違えて、まっすぐに家に帰る事が出来る事に達成感を味わう、そんな状況でした。
銀行口座が出来たら喜び、ガソリンを入れられたら喜び、ナビアプリを発見したら喜び、バイクとの接触事故を起こして、警察への報告義務があるので警察に報告に行った時、持っていた国際免許の期限が執行していて、あ~、逮捕される!!!!でも無事にクリアーだったり、渋滞のイミグレへの道を避けようと歩いていたら、保税倉庫に立ち入ってしまい、そこの警察官にパスポートを取り上げられて、日本の家族に電話しなさい!と言われたり、ドキドキハラハラする事もたくさんありました。

海外旅行と海外生活の違いは大きい!

海外旅行だけでも、外国気分は味わえますし、新たな事を発見できる事はできますが、やはり、自分の可能性を広げたり、自分の生きる力をつけたいなら、間違いなく海外生活をお薦めします。短期滞在と住むのとは大違いです。



自分の生きる力を確認し、それを広げる事ができる海外生活を一度はお薦めします。