ニュージーランドの南島「ダニーデン」に住む
内田 泉さんのリアルストーリー。

 



ニュージーランドは北島と南島があり、泉さんが住む12万人の人口を持つ大学都市「ダニーデン」は南島の南部に位置します。冬になると、南極海からの寒い南風が吹いて来て、寒さ厳しい場所なんだそうです。北半球で言うと、北海道の先端よりも更に上くらいの緯度だそうです。1993年にニュージーランドに来たので、今年で在住29年目になりますね!

2020年にGWAのユーチューブ用のインタビューをさせて頂いて、その時が27年目でしたので、あれからもう2年も経過したんですね。今回の記事はその時のものをベースに書かせて頂いています。



Youはどうして海外に?

 

いずみさんは、日本にいた時にはメディア業界で、テレビとかラジオ、雑誌の制作の仕事をされていました。そして、ある動物写真家の方と仕事をする機会がり、ある生き物を知ることになり、それがニュージーランドに行くきっかけとなるのです。

その生き物とは、
名前を「カカポ」といい、飛べないオウムなんです!!




いずみさんが当時、この飛べないオウムの存在を知った時には、世界に40羽しかいなかったそうなんです。この存在に大きな衝撃を受けたいずみさんでした。この世に自分の知らない生き物がいて、人間が来て、森林破壊や輸入種の生き物を持ち込んだ結果、絶滅の危機に瀕している事を聞いて、大変ショックを受けたそうです。

日本もニュージーランドを同じ島国なので、このカカポをもっと知りたいという事で、ワーホリを使ってニュージーランドに行く事にした。これが、Youはどうして海外に?の答えです。

このカカポもニュージーランドの人々の頑張りで保護されて、少しづつ増えているようですが、20年以上かけてやっと200羽というのが現状のようです。絶滅危惧種を復活させるのは本当に大変な努力が必要なんですね!活動されている人には頭が下がります。

 

いずみさんは、このカカポに会いたくて滞在したニュージーランドでのワーホリ中に、ダニーデンのドキュメンタリー会社にスカウトされ、日本向けのドキュメンタリーを翻訳したり、制作する仕事のオファーが入った事をきっかけにニュージーランドに定住する事になったんです。ニュージーランド人の夫とお子様にも恵まれ、ダニーデンで自然に囲まれて過ごされています。

 

いずみさんの詳しいプロフィールはこちらです。
https://izumi.world/profile/


まだ行った事のないニュージーランドですが、いずみさんを訪ねるという目標が出来たので、旅を計画する場所リストにエントリーされています。