無事に母親の転院を完了して

ホッとしている

胸の中がドキドキじゃなくて

ボンヤリにかわった


前の病院では点滴のみで

先生も見に来てくれたのは

入院2週間の中で一度だった


家族の入院は経験がないので

そういうものなのだろうか

病名は聞かされたけど

今現在の状態がどのくらい悪いのか

良いのかという説明やら

今後がどうなるのかも

まったく知らされなかったけど

まぁそういうものなのだろう

転院するまでのつなぎ

という受け止め方でいるのがいいか

よくわからなかった


今度の病院はていねいに話してくれた

私の話もよく聞いてくれた

これなら安心できるのかもしれない

と少し前向きにいられるようになった


明日からは実家で母を待つ

あの家で、母がずーーっとしてきた

一人暮らしを私がすることになるなんて

人生はほんとうにわからない


母はバチが当たったと言うけれど

そんなこと考えない方が良いに決まっている

でも、それを説得するのは

本人が聞こえないから難しい

こちらの感情が負けて

うまく話せなくなるのがせきのやま、笑


孫たちと離れて

やったことない庭木の手入れとか

畑の草取りとか

やるのかなーと思ったら

がんばってきたことが白紙になっちゃうようなボンヤリした気持ちになった


大嫌いだった実家地区の人間関係が

もろにぶつかってくるのかと思うと

家に鍵をかけて閉じこもりたい気持ちになるけど

そうもいかない

頑張るというよりがまんがまんだな


バチあたりなのは自分のほうだ

そう思うほうが楽かもね


この家を離れるのはやっぱりさびしいな

期限つきだとしてもだよ