春の彼岸は、お互いのコロナ感染をさけるために、どちらの実家にも墓参りに行かなかった


5月の連休は、じじはおそらく実家へ顔を出したいのだろう


いつも、じじの兄と実家にそう遠くないところに嫁いだ姉にも声をかけて、みんなで顔を合わせるのが恒例になっている


じじの家の裏に竹山があって

この時期にはタケノコ掘りをする


掘れるだけ掘らないと、竹が育ちすぎてあとが大変なので

見つけたら全部掘り出す


掘るのは楽しいけど、もらってくるのは数本でいい

でも、そうはいかない

たくさんくれるのだ


畑にはたぶんほうれん草などが育っているだろう

これも、収穫する

収穫の作業は楽しい

でも、全部はいらない

スーパーの袋に一つくらいでいい


野菜を大量にもらってくるのがツラくて、兄も姉も好きだけど、じじの実家へ行くのが憂うつ


うちは庭がない住まいなので、土がどっさりついた根っこごとの大量の野菜は、虫も出てくるし

そのまま捨ててしまいたい気持ちになってしまう


タケノコは鍋に入らないから、皮をむいてからアク抜き、大量の皮をドサッとゴミ出しする


それと、帰り際にテーブルに出されたものを片づけるついでに分けて持ち帰る のも断りたい

みんなの前に出てた食べ物は、私的にはちょっと食べられないからもったいないのもわかるけど

それと、分けるのに時間かかってすぐに帰れない

片づけはやるのが当たり前だからいやじゃないけど、ちょっと苦手な時間


一人で行ってくればいいのに

そしたら野菜も総菜とかもお断りしやすいのに


せめて連絡を取るのをじじがやってくれたら良いのになぁ

憂うつだなぁ


ぜったい一人では行こうとしないし、連絡も取ろうとしないからなぁ、なんでだろう?