我が家のテーブルは、いつも未処理の郵便物やらCDやら譜面などで常に山盛りになっているが、
年に2回だけ、さっぱりときれいになる時期がある。
春と秋、王位戦とバックギャモンフェスティバルの開催前1週間だ。



その時期は毎年トーナメント表を作成するため、テーブル上の物を、いったんダンボールに詰め込む。
3年前くらいから、会場の壁に私が作ったトーナメント表が掲示されるようになった。
模造紙1枚に32名、64名、128名参加のトーナメント表を作成していく。
それ以前は8名のトーナメント表をつなぎ合わせて一つのトーナメントに使っていたと思う。
それよりずっと見やすいという参加者の声に、とても嬉しい思いをした。



実はこのトーナメント表、オリジナルは名古屋オープンだ。
名古屋は私のように手書きではなく、パソコンで制作したものを模造紙大にプリントアウトしていた。
名古屋のスタッフに誉められた時は、とても嬉しかったが、実は真似をしたんですと告白した事がある。



名古屋オープンは残念ながら現在開催されていないが、東京以外の大会を私はいつも楽しみにしてきた。
つい先日開催された札幌オープンも、仕事が入らないことをずっと祈り続けたが、やはりだめだった。
敬老の日近辺が一番忙しいバンド、というのも珍しいが、この辺りが一番需要があるのだ。



私は東京で開催される大会では必ず運営側に回るが、札幌・大阪・名古屋・金沢などの大会では、プレイヤーとして参加できるので、毎回思いっきり楽しんでいる。
参加者としての立場から、運営を見るといろいろ参考になる点もあり、それを持ち帰って
次回、自分が運営する時に役立つ事もある。
また、運営を経験しているので、このくらいまではごねても大丈夫というラインがわかっていたりして
ちょっとタチの悪い参加者にもなる。
本来は運営の大変さをわかっているのだから、協力する立場にいなければならないのだが。



さて、我が家のテーブルはまだ雑然としている。
これからトーナメント表を作成するが、書いている時は実に楽しい。
これから大会でどのようなドラマが起こるのか、プレイヤーがどんな思いでここに大戦結果を報告に来るのか、様々な場面を頭に描きながら、線を引いて行く。



スタッフ間で手間がかかるから、このトーナメント表をプリントアウトにしようという声も上がった。
お願いだから、私の楽しみを取り上げないでほしい。
手間がかかるから楽しいという事も、たまにはあるのだ。