2000年のミレニアム。近所の地下にオープンしたバーに、行ってみた。
そこでスコッチをストレートで飲むことと、バックギャモンを覚えた。

私より年下の彼がやっている店は、中々居心地がよく、住宅街ということもあり、常連さんも徐々に増え、心地よい空間になった。ブルーの空間に身をゆだねていると、時の流れは速かった。
自宅から徒歩10分に、自分の開業していた事務所があり、バーはその中間。週に2~4回は通っていただろうか。週に1本のペースでボトルを入れた。自分の誕生日には、店から専用のショットグラスをプレゼントされたので、それも店に置いた。海外に行くたびにレアなスコッチを持ち帰り、店に置いた。
行けば、大抵そこで知り合った友達がいて、グダグダと時間を過ごす。

あるヒマな夜、マスターと、それぞれYAHOOギャモンに入り、ゲームをしていたら、その対戦相手とチャットが盛り上がり、「こっちはこういった環境でやっているのよ」といったら、「んじゃ、今から行きます」とのこと。その人は本当に恵比寿から一時間くらいかけてやってきた。最寄駅まで迎えに行き、てっきり女性かと思っていたが、おっさんで失望したのも覚えている。
5~6回、その店でギャモンのイベントをしたこともあったかな。特に宣伝することもなく、YAHOOでのお友達のオフ会みたいなもん。遠くは九州からも来たね。
思い出してみると、トータルで20人くらいは来たかな。そのうち、大会などに来る方は数人かな。
日本の競技人口が5万とも10万とも言われることに納得。
6年前に一度だけ、256が乱れ飛ぶ派手な夜になったが、それ以外は、皆お酒を楽しみ、会話を楽しみ、ギャモンを楽しんだ。256を乱れ飛ばしたヤツは、今年のスタッフだ。後に銀行振り込みなんてのも発生したらしい。256で飛ばされた一人は、世界中を放浪した後、今の近所にいるので、たま~に一緒に遊んでいる。

それまで、無茶な飲み方などはやっていたこともあるが、いわゆるアダルトな夜ってのは、そこで覚えたと思う。バーがあって、酒があって、ギャモンボードがあって、男がいて、女がいて。。。
ある意味、異様な空間で出会う方とは、健全なつきあいにはなりにくいかも。いろんな展開があって、常連さんは入れ替わる。
4年くらい前に自分がその土地を離れてから、すっかり疎遠になった。店のHPを見ると、ギャモンを教えてくれた彼の名前はない。タレントを志していた彼。結構売れたドラマやTVCMで主役をやっていたが、今はどうしてるんだろう。
店の客が作ったサイトでバーのイベント写真を見ても、自分の知っている顔は、カウンターの中のお兄ちゃん一人だけ。あの頃の仲間はどうしてるのかなぁ。
と、ハードボイルドに書いてみても。
ウイスキーをストレートで、とか格好つけても。。。
何で俺の周りの女性は皆、俺より酒が強いんだ??
うまくいかないものである。