小デブ事始
受験とは、人をデブにする装置だと思う。
部活の引退、そして夜食生活のスタート。
それは、蓄えた筋肉をせっせと脂肪に変えていく
日々に他ならない。
そう、私が小デブデビューしたのも中3からだった。
それまではテニス部の過酷な練習のおかげで
スリムっ子だった私。夏の大会が終わり、体育大会が
終わり、本格的に受験生生活がスタートした秋。
けなげにせっせと勉強する私は、知識と同じくらい、
いや、それ以上に体脂肪を蓄えていったのだ。
しかし、現実とは、なんとも皮肉なもの。
あんなに詰め込んだ知識は、受験終了と同時に
一気に消失するのに、ためこんだ体脂肪は
受験が終わっても、だらしなくわが身に
ぶら下がったまま。合格に喜び飛び跳ねる私に
少し遅れてふるふると揺れ動く。
とはいうものの、高校に入ってもバレー部に所属した
おかげでやや体型を取り戻した私。
しかし、高3では高校受験以上の努力を強いる
大学受験が待ち構えている。
高校受験以上の努力をし、高校受験時以上の
膨大な知識はもちろん、高校受験時とは
比較にならないほどの体脂肪も蓄えました。
しかも蓄えた体脂肪は、腹まわりにやたらとつく。
あと20センチ上ならば胸なのに、たった20センチなのに
なんでなんだ。この体脂肪が胸になったのならば
私は「巨乳」ちゃんなのに。「巨乳」ちゃんなら、顔の
不自由な私でも、もすこし大学時代いい目にあえたかも
しれないのに・・・。上を目指す努力家(?)な私なのに、
体脂肪は上を目指さぬヘタレっぷり。チクショウ・・・・・・。
やっぱり、受験とは人をデブにする装置だと思う。