こんにちは、こだわり施主makoです。
テーマは、『梅雨でも安心の家づくり』
「タイベックシルバーの防水効果は、
想像以上にスゴイ!」というお話です。
タイベックシルバーについては、
5/14付けのブログでも、あれこれ、
お話ししましたが、このブログをご覧い
ただくと、外壁の二次防水層である透湿
防水シートの重要性をご理解いただける
と思います。
本日も、ゆるりとお付き合いください。
梅雨時期の家づくりは、大丈夫?
「梅雨入り前の6/10頃までには、
外壁の工事を終わらせよう」
そんな思惑は大ハズレ!
気象庁は、近畿地方が平年より8日早く、
昨年より16日早い梅雨入りと発表。
そのため、私の建築現場においては、
外壁工事が大幅に遅れています。
屋根については、5/26付で完了。
梅雨入り前に、完璧な雨仕舞ができた
ことは、ラッキーでした。
しかし、外壁については、二次防水層
である透湿防水シートのまま(↓)
1か月半以上、このような状態が続い
ています。
たしかに、タイベックシルバーは、
超高性能な透湿防水シートですが、
雨が降るたび、雨水の侵入や染み込み
が気になって、冷や冷や。
兵庫・伊丹での堤防決壊や、台風2号
と前線の影響による大雨等、尋常では
ない雨量に耐えられるのか?
不安でたまりません。
私が最も心配なのは、¨ホウ酸¨
『シロアリ対策として、木部に散布した
ホウ酸が、洗い流されないだろうか?』
気になって仕方がないのです。
私の家は、ホウ酸による
¨家まるごと防蟻・防腐処理¨
をしています。
アメリカカンザイシロアリという羽アリ
外来種から大切な家を守るため、躯体の
すべてに散布していますが、ホウ酸は、
水に溶けやすく、雨養生が欠かせません。
それゆえ、大雨が降るたび、その効果が
薄れてしまうのでは…?と考えると、
気が気でないのです。
凄いぞ!タイベックの防水効果
『防蟻対策として散布したホウ酸が、
雨で洗い流されていないのか?』
それを確認するためには、特殊な液体を
木材に噴射すれば、一目瞭然!
先日、検証してみました。
ちなみに、私が選んだ実験箇所は、
¨ベランダの天端と袖壁¨
直接雨風にさらされる最も劣化しやすい
場所ですから、ホウ酸の効果持続性を見
極めるには、最適ですね。
下記画像のとおり、¨ベランダの天端と
袖壁¨の透湿防水シートを剥がして、
特殊な液体を噴射してみました(↓)
天端(↑)
袖壁(↑)
十分な量のホウ酸塩が含まれていれば、
濃いオレンジ色に変色。
反対に、不十分であれば、黄色のまま。
実験結果は、上記画像のとおり、
天端・袖壁ともに、濃いオレンジ色!
ホウ酸は洗い流されていません。
つまり、タイベックシルバーをきちんと
施工すれば、高い防水効果が期待できる!
¨梅雨でも安心の家づくりが可能¨
ということですね。
最後に
以上、梅雨でも安心の家づくり!
私が、「タイベックシルバー」を強く
おススメするこれだけの理由について、
お話ししました。
尋常ではない大雨でも高い防水効果が
期待できる『タイベックシルバー』
こんなペラペラの防水シートが、大切な
家を雨水から守ってくれるのですから、
驚きですね。
今回のテスト結果により、外壁の二次
防水層である透湿防水シートが、いかに
大事かご理解いただけると思います。
私たち消費者の多くは、
『雨・風・日差しから家を守るのは、
サイディング等の外壁材でしょ?』
と思いがちですが、実は、その内側に
貼る¨透湿防水シート¨のおかげ!
家が完成すると目に見えないからこそ、
丈夫で長持ちする¨高耐久のシート¨が
求められるのです。
最後に一つだけ補足。
どれだけ高性能なシートを使っても、
きちんと正しく施工しなければ、
その効果は発揮されません。
つまり、「タイベックシルバーが標準
仕様の会社であれば安心?」ではなく、
その会社の施工力を見極める目が求め
られるのです。
その点をご留意の上、透湿防水シート
の施工後は、施主自ら現場に足を運び、
施工の丁寧さや小さな穴の有無など、
1つ1つ自分の目で確かめることを強く
おススメします。
本日はここまで。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。