こんにちは、こだわり施主makoです。
テーマは、『基礎工事は、超重要!』
「基礎工事の現場を見ないで大丈夫?」
というお話。
本日もゆるりとお付き合いください。
『見えないところ』にこだわる!
私の家づくりは『見えないところ』に
強くこだわっています。
なんといっても、地盤と基礎は、超重要!
建物のすべてを支える土台ですから、
決して妥協するわけにはいかないですね。
地盤改良工事を終えて、次は基礎工事。
施主の多くは、工事現場の様子をきちんと
チェックしていないと思いますが、私は、
時間の許す限り、作業工程のすべてを見届
けるつもりです。
ところで、現場を見ても専門的知識がなけ
れば、何に注意すればいいのかわからない?
という人も多いでしょう。
でも、事前に、youtube動画を見て予習
すれば、大丈夫!
工事の流れやチェックポイントを簡単に
把握することができます。
ちなみに、私が参考にした動画は、
アミーゴ小池さんの『注文住宅の基礎工事
は、施主が自分で確認が必須』
基礎の総論を分かりやすく解説した内容で、
予習動画としておススメです。
家が建つと二度と見れない大事な基礎工程。
家づくりに、とことんこだわるなら、
一度は作業現場の雰囲気を味わってみる
ことをおススメします。
二度と見れない基礎工程
3/6(月)基礎工事開始。
まずは、『根切り』
土地を掘削することで、地面を形成。
その後『砕石』により、地盤を平らにします。
3/7(火)『防湿シート』で地面からの
湿気対策を行います。
その後『捨てコン』を流し込みます。
型枠や配筋を正確に行うための下地です。
3/8(水)『型枠』
基礎のカタチを形成するためには、
鋼製の型枠が必要。
傾きや繋ぎ目を目視で確認しました。
3/9(木)『配筋』
基礎工事の中でも、特に重要な配筋。
鉄筋専門の職人さんが、黙々と丁寧に
作業してくれました。
ここでワンポイントアドバイス!
配筋は、基礎業者ではなく、専門の
鉄筋業者にお願いする!
丈夫な基礎か?ダメな基礎か?
その運命の分かれ道ですから、
住宅会社さんにご確認下さい。
3/10(金)11:40『配筋検査』
第三者機関の検査員さんが、
敷地の隅々を一つ一つ検査?
いやいや、意外とテキトーといいますか、
この程度の検査であれば、チェック漏れ
があっても不思議ではないと感じました。
3/10(金)14:00『配筋完成』
めちゃめちゃ綺麗な仕上りです!
こだわりの¨ダブル配筋¨
三階建てビルトインガレージで、
耐震等級3を取得するためには、
この強靭さが必要です。
3/10(金)17:00『配筋チェック』
工務店の社長さんが、図面を見ながら、
入念に確認していました。
社長さんのお話によると、第三者機関の
検査だけでは、安心できないようです。
3/11(土)『スリーブ取付』
基礎立ち上り部分に配管などを貫通する
ためのスリーブを取り付けます。
さらに、基礎屋さんも配筋チェック。
配筋だけでトリプルチェックですから、
基礎工事における『配筋』が、いかに重要
であるかご理解いただけると思います。
今回、学んだこと
①現場に足を運ぶことの大切さ
まず、施主自ら現場に足を運ぶと職人
さんのやる気スイッチが入ります。
誰のチェックも入らない現場は緊張感
がないというか、慢心や慣れといった
悪い雰囲気が流れるので、結果、家の
仕上がりに大きく影響すると思います。
また、「この程度なら大丈夫かも?」
という気持ちを断つ『抑止力』にもなる
ので、施主自ら、現場の写真を撮るだけ
でも効果はあると思います。
次に、お茶などの差し入れ時に、職人
さんのホンネを聞くことができます。
タイトスケジュールで困っていないか?
気持ちよく作業出来ているのか?
など、現場の声に耳を傾けて、何らかの
問題があれば施主から工務店に相談する。
そうすることで、人為的なミスを未然に
防ぐことも可能では?と感じています。
「春のカラッとした陽気なので、集中力
が上がって、仕事が楽しいですね!」
なんて、職人さんのホンネもチラホラ。
どうやら、気象や天気は、家の完成度に
大きく影響するそうです。
その他、施主の気になるちょっとした
ことをその場で手直ししてくれます。
疑問があれば、丁寧に教えてくれます。
施主自ら現場に足を運ぶことはメリット
しかないと思います。
②検査を過信しない!
私は、配筋検査に立ち会いましたが、
所詮パフォーマンスといいますか、
なんちゃって検査です。
検査時間は20分程度。配筋のチェック
時間なんて、10分前後。
その程度の検査で「合格」って、
本当に大丈夫でしょうか?
現場監督さんや工務店の社長さん等の
ダブルチェック・トリプルチェックが
不可欠であると感じました。
③タイトスケジュールは、絶対NG
SNSであれこれ調べると、配筋検査の
翌日にコンクリートを打設する会社が、
とても多いです。
これは、配筋検査合格を前提とした
スケジュールですが、前述のとおり、
検査そのものが、形式的といいますか、
短時間でテキトーです。
配筋は、基礎工事の最重要項目の一つ
ですから、若干の手直しも想定した余裕
ある工事スケジュールをおススメします。
最後に
以上、見えないところにこだわる家づくり
「基礎工事現場は、施主自ら確認すべし」
について、あれこれ、お話ししました。
住宅会社の家づくりに対する考え方やこだわり、
施工力や現場のマネージメント能力など、
現場には、多くの情報が溢れています。
特に注目すべきは、住宅現場「5S」
【整理・整頓・清掃・清潔・しつけ】
この5項目は、家の完成度に直結しますので、
必ず、施主自ら確認しなければなりません。
私は、工務店の社長さんの現場力に期待して、
家づくりをお願いしていますが、今のところ、
工事については、高得点連発!
解体・外壁補修・地盤改良・基礎・配筋…
質の高い職人さんたちのおかげで、スムーズ
にバトンが引き継がれていますので、とても
満足しています。
次回は、いよいよコンクリート打設(3/14)。
当日の天気予報は、『晴れ・17℃』
ベストコンディションですが、明日(3/13)
の午前中は雨なので、現場の水抜きが必要。
私も現場に足を運んで、水抜きの作業を確認
するつもりです。
小さなことを一つ一つ確認!
その積み重ねが、家の完成度を飛躍的に
高めると信じています。
話は尽きませんが、本日はここまで。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。