うちの娘は好き嫌いは無いと思います。まぁまだ2歳なので食べムラとか気分とかそういうのはありますが。

好き嫌いなく育ってほしいと願う親も多いかと思いますが、現実は偏食な子めちゃくちゃ多いですね。

好き嫌いを無くすには、親がいちいち子どもの好き嫌いに動じないのは大切なことだと思います。

あれがイヤ、これがイヤと言っても食卓に出し続ける。無理強いすることもないけど、当たり前に食卓に並べるのは大事なことですね。

そして、「好き」と「嫌い」だけではなく、中間点も必要だと言うこと。

「あまり好きじゃないけど食べられる」を作っておきたいもの。

子どもにとって、苦いものは苦い、酸っぱいものは酸っぱいわけです。

苦いピーマンを甘いから！とか、細かく刻んで分からないように食べるよりは、

ピーマンはすごく苦いね、一口だけ食べてみようね、苦いね、苦いね、頑張ったねと言いながら食べればすぐ慣れるのが味覚ってもんです。

その味覚も個人差があるから好き嫌いという概念があるんでしょうが、ある程度の部分は栄養補給で実は何とかなるんです。あまり知られていませんが、栄養不足は偏食にも関わってきます。

代表的なものとして、亜鉛不足になると味覚障害を起こします。甘味などを感じなくなるので、野菜なんてものは苦味しか感じなくなり、より甘いもの、より味の濃いものを求めていき、負のスパイラルに陥ります。

つまり、子どもの偏食も多くは栄養不足によるものだと私は思っていますね。妊娠前からの栄養状態大事。

亜鉛が含まれる食材には、牡蠣やあさりなどの貝類、レバーなどがありますが、、そういうものを食べている子ども(大人を含む)は少ないのが現状ですからね。

亜鉛不足だともれなく貧血もセットですね。

子どもの好き嫌いや偏食を放置することは、子どもの健康や成長を妨げるのはもちろん、生きる力まで奪うことなんだなぁと最近は考えています。

先日の石川県の震災がきっかけで考えさせられたのですが、偏食の子どもだと備蓄も食べらるものが少ないそう。

食べられるものが制限される災害時を考えたら、食べられないものを作ることは高リスク。

親としてそれは避けたいなぁと思いましたね。

そして意外と重要なウエイトを占めるのは、子どもも取り分けで家族みんなで同じものを食べるということですよ。

オススメレバー料理！切って焼くだけ。ごま油、塩、ニンニクの組み合わせが最高ですよ。

【子どもの偏食】家庭でできる食事の工夫