ビニール袋で密閉された食料品の口を開けた時に
全部使いきれるもの・食べきれるものは良いのですが
余った場合は、中身が乾燥したり、逆に湿ったりしないよう
袋をしっかりと閉じたいところです。
しかし、ファスナー付きの袋は少ないのが現状です。
そんな時に便利なのが ハンディシーラーです。
なんと100円ショップで売っていました。
別売りの単三電池2本を入れれば、熱線を温めて素材を溶着できます。
溶着できる素材は、アルミ蒸着袋・ポリプロピレン・ポリエチレン・塩化ビニールで
厚さは0.1mmまでとのことで、普通の透明な袋ならOKです。
あまりに薄い素材は溶けてしまいます。
上下で挟むことで熱線部分が引っ込み電源ON、熱線が熱くなります。
間違えて、電源ONにならないように、黒いプロテクトカバーがついています。
で、使ってみました。
連続して袋を閉じるには、片手で袋の端を持ってシーラーをスライドさせます。
一度に 端から端まで密閉することは出来ません。
そこで袋を裏返して、今度は斜めにシーラーをスライドさせます。
これで袋の密閉ができますが、袋の材質や厚みによって
シーラーのスライド速度を変えなければなりません。
スライド速度が遅いとビニールが溶けてしまい、
早いと溶着不足で剥がれてしまいますので、かなりの馴れが必要です。
以前ご紹介した、家庭用シーラーでの一発密閉とは難易度がまったく違います。
http://ameblo.jp/kodawari-ojisan/entry-11336485309.html
ビニール袋用のホチキスというような使い方であれば
芯も要らず
100円シーラーとしては 立派に役立と思います。