原発性無月経 | こだま堂漢方薬局のブログ

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こんにちは。

こだま堂の長峯です。

 

満18歳になっても月経がこない方を、原発性無月経症といいます。

 

18歳まで何もせずに放っておく方は流石にいないと思うので、漢方で考える女性の年の取り方・・・7の倍数である14歳を目安に、生理が来なかったら「おかしいなはてなマーク」と思ってください。

 

漢方で考える性成熟の時期は、身体が充実すると共に腎精が満ちて、天癸(てんき)と呼ばれる物質が生成してくると、生殖活動が可能になってくる・・・ので、昔よりも食べ物に困らない今の時代は14歳より早く生理が来る子が多いです。(栄養がちゃんと摂れているかは微妙だけどね)

 

そうだ、14歳って言っても、昔は数え年だから、今の13歳で考えた方がいいのかなはてなマーク

 

普通は小学校6年生~中学1年生くらいですよね。

 

海外ですが、家畜のホルモン剤の影響などで、3歳で生理が来てしまう子もいるそうなので、ちょっと怖いなぁと思います。

 

さて、中学生になっても生理が来なくて心配だけど、婦人科は抵抗がある・・・そりゃそうですよね。多感な若者には相当ハードル高いんじゃないかと思います。

 

漢方も味がまずくてハードル高いけど・・・悩んで放っておくくらいなら、半年だけ漢方薬を飲んでみたらはてなマークと思います。

 

卵胞の発育期間が約半年なので・・・・でも発育が始まっていれば、漢方の一押しで、結構すぐに生理がくる子もいらっしゃいます。

 

最近相談があった高校生の女の子は、漢方を飲み始めて1ヶ月で生理がきたので、早く効いてよかったなと思いました。

 

逆に半年飲んだのに生理が来ないなら、染色体異常や生殖器の形成異常があるかもしれないので、病院で調べてもらった方がいいと思います。

 

そういうケースでは漢方ではどうしようもないので・・・。

 

たた、卵巣も子宮もあるけど生理が来なかったという方で、30代になって結婚され、赤ちゃんを希望して、病院の不妊治療だけでは反応が無かった方が、漢方と併用して無事に赤ちゃんをご出産されたケースがあります。(こちらはうちの薬局の症例では無くて、勉強会に行っている先生の薬局での症例です)

 

この方も結婚してから・・・じゃなくて、10代のときに漢方治療をやっていたら、自然に生理が来るようになったかもしれないですよね。

 

あと、又聞きなので確かではありませんが、生理が来たことがないのに自然に妊娠・出産された方もいるそうなので、そんなことあるのかびっくり不思議です。

 

病院のホルモン治療はいろいろリスクがあるけど、漢方は婦人科全般に安心して使える優秀な治療だと思います。

 

何かありましたら、お若い方も含めてお気軽にご相談下さいね!!