こんにちは。
こだま堂の長峯です。
可視総合光線療法って知ってますか
コウケントーという名前の方がよく知られているかもしれません。
太陽光には様々な可視光線が含まれています。実は可視光線は地球上で生きる多くの生物にとって、必要不可欠なエネルギーなのです
可視光線の作用は・・・
●光化学作用
●深部温熱作用
●生体リズム調整作用
●鎮痛作用
●免疫調節作用
●消炎・腫脹吸収作用
●肉芽形成作用
●殺菌作用
●睡眠調整作用
●食欲・便通改善作用
●解毒作用
●コレステロール低下作用
●消痒作用
●利尿作用
●筋力・運動能向上作用
●呼吸機能改善作用
●神経機能改善作用
・・・などなど、様々な健康促進作用があります。
ちなみに、紫外線や遠赤外線は目に見えないので、可視光線ではありません。
で、結局なんなのよって話ですが、コウケントーという機械でカーボンを燃やし、人工的に可視光線を作って、肌に当てる治療です。
日光浴でも良いんですけど、日光だと紫外線を含むので、日焼けやシミが気になる女性には好ましくないし、足の裏や背中、お腹はなかなか日光に当てられないし、なおかつ正午頃の垂直に注ぐ光が良いそうで、あんまり現実的じゃないんですね。
コウケントーで当てる場合、疾患や体質に合わせた可視光線の種類を選択することが出来ますし、時間も選ばないのが治療しやすいメリットです。
私がこの治療を知ったのは、10年以上前で、知り合いの先生が使っていました。
あるときに、足のリンパ浮腫の患者さんがいらっしゃって、たぶん漢方でどうにかなりませんかという相談だったのですが、どういういきさつだったのか、コウケントーを紹介して、リンパ浮腫がたった1ヶ月位で良くなり、「こんな素晴らしいものを紹介してくれてありがとうございます
」と泣いて喜んでいた・・・という思い出があります。
重症のリンパ浮腫の場合、リンパマッサージで水分を移動させ、弾性ストッキングできつく締めつけて水が溜まらないようにするのが基本的な治療です。
漢方でもなかなか良くならないのに、光を当てるだけで良くなるのか
とにかく、その先生の言う話、「何でも治る」・・・というのがちょっとインチキ臭くて、疑り深い私は、「フーン・・・」と半信半疑で、そのまま・・・だったのです。
それがどうして10年経って、導入しようと思ったかと言うと、いろいろ勉強会を受けているうちに、太陽光線の重要性を再確認して、これはあのときのコウケントーの出番じゃないか
と思ったわけです。
理由①：不妊症の原因のひとつはビタミンD不足
→ビタミンDは日光に当たることで生成されるビタミンです。今の女性は日に当たらないように気をつけている方が多いですよね。ちなみに極夜になると生理が止まってしまうこともあるそうです。
理由②：冬季うつ病は日光不足
→冬にうつ症状が増えるのは、日照不足
理由③：くる病の子供が増えた
→放射線を心配して屋内で遊ばせることが増えた結果・・・くる病の子供が増加した
理由④：女性の若年性骨粗鬆症が増えた
→①と同じ理由
理由⑤：不眠症治療には光療法も有効
→午前中に光に当たることで体内時計を調節させる治療って聞いたことありますよね
たしかに日に当たってる人の方が健康的な感じしますよね。
大豆だって、日陰ならモヤシだし、日向なら豆苗になりますし・・・。
実際、自分がやってみて・・・思った以上にスゴイかもです
今日は長くなったのでまた次回
ちなみに書籍もいろいろありますよ～
とりあえずこちらの３冊を購入しましたよ
 |
別冊 可視総合光線療法 理論と治験
Amazon |
 |
可視総合光線療法 治療報告と症例集
Amazon |
 |
可視総合光線療法 遺伝と光線
Amazon |