ドーピング違反者を擁護する人は誰を守りたいのか?


ドーピング違反者を擁護することによってどれだけたくさんの人が被害を受けるか考えたことがありますか?


1人を擁護することによって一緒に練習しているみんなが被害を受ける。


その団体でそんなことがあるのかということで協会全体が被害を受ける。


協会が被害を受けることによって日本の選手が全員被害を受ける。


この協会全体がが被害を受けることによって日本のスポーツ界が被害を受ける。


そして海外からそういった目で日本が見られる。


ドーピング違反者を一人擁護するだけで協会の役員、選手、裏方でお手伝いしてくれてるみなさん、全員が被害を受けます。


そこまで考えて擁護しているのでしょうか?


人間助けを求められて助ける気持ちは十分理解できます。


しかしその間違ったやさしさでどれだけ多くの人が被害を受けるか考えたことがあるのですか?


仮にドーピングを直接使ってなかったとしましょう。


これだけ講習会をして海外サプリはダメだ、医薬品も気をつけましょう。


と誰でも知ってることでドーピング違反になったわけです。


全員がドーピング講習会を受けているのに知らない人なんかいないです。


こんな当たり前のことができない人を何故に擁護するのか理解に苦しみます。


はっきりいって擁護している人はパワーリフティングを本気でやっている人を馬鹿にしているとしか思えません。


パワーリフティングをより良くするために頑張っている協会の皆さんや、


本気で競技に取り組んでいる選手、


また役員でも選手でもないのに大会などをお手伝いしてくれるたくさんの方々など


多くの関係者を馬鹿にしているとしか思えません。


本気でやっているたくさんの方々はドーピング違反者に対してもそれを擁護する人にも怒りしかないです。


これからは今まで以上にジムの代表や大学の監督などトップが自分のチームにアンチドーピングを徹底させる。


選手も一人一人が今まで以上に気を付ける。


そしてドーピング違反者を受け入れる環境をなくす。


この3点がとても大切になってくるのだと思います。


自分はK'sを立ち上げた2003年からドーピング違反者は破門にすると言い続けています。


さらには医薬品は当然ですが大丈夫なものしかとりません。


自分は抜き打ち対象でもあるので普段からそうしています。


また、試合会場でも絶対に口に入れるものは自分で買ったもの、


もしくは信用できる人にもらったものしか口に入れません。


そして試合中の水分は絶対にセコンドに肌身離さず持たせています。


目を離したすきに自分ではありませんが、禁止薬物を入れられた例も過去にありますので注意しています。


これぐらいは当たり前のことだと思います。


ドーピング違反者が出てしまい、さらに擁護したことによって社会からの評価が落ちています。


その評価を一刻も早く回復させるためにもクリーンな環境を整備していくことが今一番重要なのではないでしょうか?


自分に今できることはアンチドーピングをみなさんに呼びかけることぐらいしかできませんが、


自分の声が一人でも多くの方に届き、


自分の声を聴いた人がたくさんの方に呼びかけ、


その思いがどんどん広がっていき、


やがて日本全体がクリーンになることを願っています。