昨日のはなかっぱ。


↓↓あらすじ↓↓



「お兄ちゃんなんてもう嫌や」


ピーヨンのわがままにつきあいきれなくなったコケヤンがなんと!突然の「お兄ちゃんをやめる」宣言をする。

ピーヨンのためにガマンすることもゆずることもやめてしまったコケヤンだったのだが。



(Eテレの公式サイトより引用)






コケヤン・・・お兄ちゃん

ピーヨン・・・妹



の兄妹のお話。





以下、記憶を辿ってごじらんによる解説。





妹の面倒をよくみてくれるコケヤンと、そんなお兄ちゃんが大好きなピーヨン。




コケヤンは、妹の遊びに付き合うために友達からの遊びの誘いを断ったり、大好きなオヤツも必ず半分こして妹にあげたり…。いつも我慢していました。




ある日、1つ残ったオヤツをどちらが食べるかという話になり、ジャンケンで決めようとしていたところ、お母さんがコケヤンに、




お兄ちゃんなんだから譲ってあげなさい!」




と言いました。





この一言で、コケヤンの我慢の限界がきて、




「お兄ちゃんをやめる!」




と宣言。




ピーヨンが「お兄ちゃん一緒に遊ぼ!」と言っても「嫌!」と言ったり、1つ残ったオヤツも「これは俺のものだ!」と言って食べてしまったり…と、ピーヨンのことはそっちのけで、自分の思いのまま行動してしまいます。




そんなとき、コケヤンはももかっぱちゃんの兄妹に出会います。




大事なポーチを川に落としてしまって泣いているももかっぱちゃん。




それを見たももかっぱちゃんのお兄ちゃんは、




「お兄ちゃんが取ってきてあげるよ!」




と言って、川に入ってポーチを取って、ももかっぱちゃんに渡しました。




うれしくて泣きながら「ありがとう!」と言うももかっぱちゃんと、「これくらいお兄ちゃんにはお安い御用だよ!」と言うももかっぱちゃんのお兄ちゃん。




「そういえば、さっきピーヨンが1人でお花摘みをしてたよ!?」と、ももかっぱちゃん。




「僕はもうお兄ちゃんをやめたんだ!だから一緒に遊ばない!」と、コケヤン。




すると、ももかっぱちゃんのお兄ちゃんが言いました。




「お兄ちゃんだから、我慢することもたくさんある。でも、僕は妹がいてくれて良かった!自分1人だったときよりも、妹がいてくれる今の方が楽しいんだ!」




ももかっぱちゃんのお兄ちゃんの言葉を聞いて、コケヤンはピーヨンのことがやっぱり大事な存在だと気付き、“お兄ちゃんをやめる宣言”をやめた!







というお話でした。(解説終了照れ)









5分弱のお話ですが、考えさせられるお話でした。




我が家は4兄弟。





コケヤンのお母さんのように、「お兄ちゃんなんだから…」って言ってしまうのは良くない!って言いますよね。



“子どもは生まれてくる順番を自分で決めたわけではないから、そんな言い方をしてはダメなんだ!”



って、子どもをもつ以前に何かで聞いたことがあって、その時から、自分が子どもをもつことになったら言わないようにしよう!と決めていたので、私はいつも「お兄ちゃんなんだから…」って言わないようにしています。




喧嘩のときも、必ずお互いの言い分を聞いて、年齢の上下は関係なく、悪い方には必ず相手に「いいよ」と言ってもらえるまで謝らせます。

悪い理由もしっかり話して、自分が悪かったと認識させます。

喧嘩になる前に何か解決法がなかったか、アドバイスしながら話し合いもします。





「お兄ちゃんだから…」

「弟だから…」




という我慢や甘えはさせないように日々心がけているつもりです。





それでもやっぱり、“お兄ちゃん”であることに頼ってしまっている面がたくさんあります。





兄弟の中の誰かが困っているとき…

そして、私が手を離せないとき…




困っている子にとっての“お兄ちゃん”である子(もしくは子たち)に、




「ごめん!(誰々)のこと、ちょっと見てもらってもいい?」




「(誰々)、○○なことに困ってるみたいだから助けてあげてもらっていい?」




とかってお願いしてる。






もちろん、そんな私の言葉に対して動いてくれたときには、「(子の名前)ありがとう〜笑い泣き」と必ず名前をつけて(ちょっとした私のポリシーです!)お礼を言うようにしています。




前向きな意味で、「(困っている誰々)にとってはお兄ちゃんだから頼りにしてるよ!」って感じで“お兄ちゃんだから”って言います。






それでも、無意識のうちに子どもたちに“自分はお兄ちゃんだから…”って我慢させるネガティブな方の感情を持たせてしまってるのかな…って不安になることがあります。




コケヤンのように、




「弟なんていなければ良かった…」


「お兄ちゃんであることが嫌だ!」




って思わせてないか不安になることがあります。









子どもたちは、基本的にとっても仲良しです爆笑

(もちろん、いろんな組み合わせで喧嘩はしょっちゅう勃発してますよ真顔)






いつもみんなで遊んでいて、楽しそうに笑っていて、良いことも悪いことも(びっくり笑)みんなで一致団結していて…。



日頃の様子を見ていると、彼らなりにお互いを助け合ったり思いやったりしているなあ…と感じることが多々あります。





そんな彼らみんなが、ももかっぱちゃんのお兄ちゃんのように、“兄弟がいて良かった”って思ってくれていたら…





母ちゃん、とってもうれしいですお願い