■2024年1月30日
今日は経過観察日
いよいよCT検査結果が分かります
3月中旬並みの暖かさなので
久々に自転車で向かいました
妻と2台で走りながら
時々声を交わしたりして
なんか楽しい♪
駐輪場に止めたら妻が
「見て見て！花が咲いてる！」
これは「ジュウガツザクラ」という木で
春だけじゃなく秋から冬にも開花する
二季咲きが特徴の桜です
敷地内には何本かあって
以前も紹介しましたが改めて
なんか幸先良い感じ♪
…いかんいかん
必要以上に期待しすぎないように（笑）
いつもより30分遅い予約時間なので
もう空いてるかな？と思ったら
意外と院内は混んでました (-_-)
ホントに読めないね～なんて言いながら
チェックインを済ませ採血受付へ
こちらは空いてて
10分ぐらいで採血終了しました
この時点で
予約時間の約1時間前
「今日はどうかな～？」
「まぁ… 遅れるでしょう（笑）」
なんて妻と話してましたが
やっぱり私の番号が呼ばれたのは
予約時間のはるか後でした (>_<)
呼ばれるまでの間
妻と今後について色々話しました
「たぶん今日は
スーテント移行の話しかなぁ…」
「もしそうなら大変だね」
「前回の拒否反応があるから
最初は1錠で2週間、次に2錠で、
って感じで増やすんじゃないかな？」
「拒否反応は大変だったもんね～」
「その後はスチバーガかぁ…
また歩けない生活かな（笑）」
「勘弁してほしいね（笑）」
こんな感じで
暗い内容を明るく会話してました
さてさて…
数値は前回よりも大幅に改善♪
「だいぶ下がっていますね。
良い傾向だと思います」
「ありがとうございます」
血液は大丈夫…
問題は…
「先日のCT結果ですが…」
主治医さんが言いながら画面に映しました
※今回のCT検査結果
・十二指腸上行脚のGIST術後、化学療法中。
・吻合部近傍、空腸近位側に接する不整な結節は
辺縁やや不明瞭ですが
前々回30×23×31㎜→前回33×30×41㎜→
今回33×32×41㎜と前回と著変ありません。
再発や播種の疑い。（図1、2）
同部より口側の十二指腸の拡張は前回よりやや軽快。
通過障害の可能性はあります。
・骨盤内右側の結節は48×37㎜→52×37㎜と増大（図３）
左の結節は前回今回30×22㎜と著変なし（図４）
左外腸骨動静脈腹側の腹膜結節は前回今回17㎜と著変なし（図５）
脾に浸潤を疑う脾臓腹側の結節は
39×28㎜→45×31㎜→48×35㎜と増大（図６）
胃体部腹側の結節は前回今回14×12㎜と著変なし（図８）
そのほか7㎜以下の小結節が腸間膜内に散見。
一部20㎜→13㎜と縮小（図９）、新規病変（図10等）が出現。
・肝ドーム下結節は9㎜→11㎜とやや増大、
2023/01/20 CTでは認めない。肝転移疑い（図9）
→ 腫瘍量は全体として増加しています。
・右肺中葉抹消に小葉中心性粒状病変。
細気管支炎の疑い。著変ありません。（図10）
・両肺の細気管支内に貯留物は前回より改善：
左肺舌区で軽快（図11）、前回指摘の右肺下葉S10病変は消失。
他、前回同様。
・2023/01/20 造影CTで肝右葉の複数の1相目濃染域あり、
造影前や2相目では指摘できずAPシャント疑い。
今回単純CTでは指摘できません。
以下、著変ありません。
・胆嚢腺筋腫症の疑い
・副脾 10㎜大、7㎜大（図12）
・両側経度女性化乳房症
・仙骨嚢腫
「え… 先生、これって…」
「まだ確定はできませんが
少なくとも抑制効果はあったかと」
「前回CTから2ケ月なので
まだ確定的な見立ては無理と？」
「その通りです。
こちらに”増大”とある腫瘍についても
画像を見る限り増大しているとまでは
言えないと私は感じます」
そう言いながら主治医さんが
今回と前回のCT画像を並べて
”増大”と指摘された
3箇所を示してくれました
「ホントですね…
ほとんど変わりなく見えますね」
「ですから
このままグリベック継続して
次回CT検査で再確認したいと思います」
「ありがとうございます…
正直、奏効は期待していませんでしたので
今日はスーテント移行について
時期や服用量を相談かな、と思ってました」
「いやいや（笑）
まだ何とも言えませんけど
グリベック継続で行きましょう」
「分かりました」
「次回はどうしましょうか？
この様子なら間隔を空けても、
と思いますが」
「そうですね…」
ここで
前回の妻の様子を思い出し
妻が安心する間隔にしようと思いました
「腫瘍が大量にあるのは事実なので
何かあると、と考えると
あんまり空けたくありません。
なので4週間後でいかがでしょうか」
「わかりました。
それでは次回は2月27日ということで。
お薬はグリベックだけで大丈夫でしょうか？」
「特に痛みはありませんので大丈夫です」
「わかりました。
では次回は2月27日ということで」
「よろしくお願いします」
診察室を出たら
自然と笑みがこぼれてきました
希望が見えた…
「良かったね♪」
「そうだね。
ぬか喜びにならなきゃいいけど（笑）」
「確かに（笑）」
「あんまり期待しすぎないように
期待しましょうか」
「なにそれ（笑）」
診察前の暗い話と大違い
帰り道
2人で自転車こぎながら
短い言葉を何度も交わす
2人とも笑顔でした
まだ確定じゃないけど
奏効しているかも…
期待するなという方が無理（笑）
改めて気合が入ります
頑張るぞ！