■2023年12月5日
今日は経過観察日
先日のゲノム結果とCT結果を踏まえ
たぶん治療方針が変わる感じ
グリベック増量かな~なんて思いつつ
いつもの病院へ
今日は曇り空で
なんだか気分もどんよりしそう
いやいや
気持ちは常に前向きに!
自分に言い聞かせつつ
主治医さんの元へ
ジェセリ副作用で注意すべき
CREは落ち着いてるものの
肝臓関連とCRPが高い…
「これはどうなんでしょう?」
「肝機能もそうなんですけど
CRPが高いのが気になります」
「これは播種増大によるものか、
それともジェセリの影響でしょうか?」
「う~ん…
正直、何とも言えません…」
主治医さんも思案顔で
CT検査結果を出してきました
画像がどんどん増えてる (ToT)
※今回のCT診断結果
・十二指腸上行脚のGIST術後、化学療法中。
・吻合部近傍、空腸近位側に接する不整な結節は
辺縁やや不明瞭ですが
前々回27×18×25㎜→前回30×23×31㎜→
今回33×30×41㎜と増大しています。
再発や播種の疑い。(図1、2)
同部より口側の十二指腸は前回より拡張し、
通過障害の可能性はあります。
・骨盤内右側の結節は43×37㎜→48×37㎜
左の結節は26×18㎜→30×22㎜、
左外腸骨動静脈腹側の腹膜結節は15㎜→17㎜、
脾に浸潤を疑う脾臓腹側の結節は39×28㎜→45×31㎜
胃体部腹側の結節は15×10㎜→15×12㎜、
といずれも前回より増大(図3~7)。
そのほか7㎜以下の小結節が腸間膜内に散見。
前回から著変なし~増大(図8等)。
・肝ドーム下に9㎜の結節、前回7㎜、
2023/01/20 CTでは認めない。肝転移疑い(図14)
→ 腫瘍量は増加。肝転移疑いも増大。
・右肺中葉抹消に小葉中心性粒状病変。
細気管支炎の疑い。著変ありません。(図9)
・両肺の細気管支内に貯留物散見。
一部やや減少(図10等)、一部やや増加(図11等)。
・2023/01/20 造影CTで肝右葉の複数の1相目濃染域あり、
造影前や2相目では指摘できずAPシャント疑い。
今回単純CTでは指摘できません。
以下、著変ありません。
・胆嚢腺筋腫症の疑い
・副脾 10㎜大、7㎜大(図12)
・両側経度女性化乳房症
「いや~…なかなかですね」
「このままジェセリ継続しても
効果は認められません。
グリベックに戻そうと考えていますが
いかがでしょうか?」
「そうですね、
私もそう思いますので
先生のお見立て通りにします」
「ではグリベックに変更で行きましょう」
「増量するんでしょうか?」
「いえ、増量は保険対象外なので
通常の4錠/日でいきます」
「その後はどんな方針でしょうか?」
「奏効が認められなければスーテント、
さらにスチバーガを考えています。
ただ前回は拒否反応が出てますので
どちらも1錠/日で様子を見ようかと」
「分かりました。
ではグリベックに変更して
どのぐらいで判定されますか?」
「経過次第ですが、増大傾向にあるので
なるべく早く判断していきたいと」
やはり想定通りでした
引っ張ってきましたが
ここでジェセリ終了です
診察室を出たら妻が
「元に戻ったね。
また副作用との戦いだね(笑)」
そうなんだよな~…
と言ってる場合じゃない
とにかく目の前のことを1つずつ
やれることは全部やる
グリベック再開
頑張るぞ!