■2023年5月7日~8日

 

この日は様子見1週間の経過観察日

 

実は前夜から猛烈な悪寒と発熱

朝も38度超えの状態なので

病院に連絡し発熱外来を受けてからに

 

 

いつもならバスか自転車で行くんですけど

発熱してることに加え

足の裏が痛くてとても無理 (ToT)

 

初めてタクシーで病院に向かいました

 


あっという間に悪化した手足症候群で

よちよち歩きも無理な状態なので

病院に着いたらすぐに車椅子

 

まず救急受付に行って

発熱外来の検査を受けます

 

コロナ・インフルとも陰性で一安心

 

通常受付を済ませ採血室へ

 

 

 

血液検査の結果は…

 

 

CRP値が7.09まで上昇してた (゚Д゚;)

 

先週が上限0.14のところ1.98で

この数値よりさらに約3.6倍悪化

 

さらに発熱したことで

 

主治医さんより通告

 

 

「残念ですが拒否反応と思われます。

 これ以上投与継続はできません」

 

 

 

スチバーガ終了です…

 

 

 

「投与開始前の数値に戻るまで

 しばらくは経過観察しましょう」

 

主治医さんの言葉も

あまり耳に入らないまま

病院を後にしました

 

 

ちょっとショックでした

 

というのは

スチバーガについて色々調べてたら

「副作用発症は奏効している証」

という記事をいくつも発見してたからです

 

手足症候群が発症しましたが

逆に”奏効してるんだ”と思い

 

上手く副作用コントロールできれば

期待できるのではないか…

 

って考えてましたので

 

 

なかなか心が

「よし!次だ!」

とはいきませんでした

 

妻はいつものように

私を励ましてくれましたが

 

手足症候群によって

自力歩行できなくなった私は

力無く笑うしか

できませんでした…

 

 

 

この病気になって

ここまで落ち込んだのは

 

GISTと診断されて以来のこと

 

 

でも

 

そんな私を救ってくれたのは

 

やはり家族でした

 

 

翌日

ベッドに横になっていると

外出から帰宅した妻が

 

「車椅子借りてきたよ~!」

 

 

妻が区役所まで行って

レンタル車椅子を借りてきてくれました

 

「これに乗れば大丈夫だよ!」

 

笑顔で実演してくれる妻

 

「ありがとう…

 てか、どうやって持ってきたの?」

 

「押して歩いてきた(笑)」

 

運転できない妻

区役所までバスで行って

帰りはバスの時間が合わなかったから

バス停3区分を押してきてくれました

 

「え~… 大変だったでしょ」

 

「ホントだよ!

 でもこれでとりあえず外出できるね」

 

「あ、ありがとう」

 

 

娘も部屋から出てきて

妻と一緒に私を励ましてくれました

 

 

 

そうだ

 

落ち込んでなんかいられないんだ

 

 

 

泣きそうになるのをこらえながら

 

「ありがとう。

 パパ頑張るね(笑)」

 

 

 

後ろ向きになっちゃダメだ

 

まだ先はあるんだ

 

 

頑張るんだ

 

 

 

自分を奮い立たせよう

 

家族のために

 

できることを一つずつ

 

 

 

頑張るんだ