ちょっと待ってくださいよ〜

『ちょっと待ってくださいよ〜』

むっち〜ん！

人が集まって真剣に話している中に、

ほぼほぼ関係のないワタシが割り込んで、

関西弁で甘えるように全てを止める。

『ちょっと待ってくださいよ〜』

全員が不調和なワタシを見てツッコむ。

『なんやねんオマエ！』

そこで皆んながイラっとする一言を被せる。

『なんでこんなコトやってるんですか〜』

それぞれに困ったようなボケ芝居を始める。

『それはやな〜て、オマエ誰やねん』

ときたら待ってましたとばかりに茶化す。

『またまた〜そんなコト言うて』

そんなコトとは、どんなコトなのか？

この会話に無いもの、それは主語だ。

ただこのつまらない会話が一番面白いのだ。