気象系5+1。5が座敷童です。
J禁、P禁、ご本人様筆頭に各種関係全て当方とは無関係ですのでご理解よろしくお願い致します。

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「潤~~!見てみて、砂糖当たった!」
「おめでとう。」
「あんがと~~!潤のおかげだよ~~!」
「どうも。」
「クールだなあ。座敷童ってもっと可愛いもんじゃねえの?」
「人間の間でどう言い伝えられてるのか知らないけど、基本的にオレらは人見知りなの。」
「あ、そのイメージある!すうぐ逃げちまうの。」
「警戒心が強いから人懐っこさとかはないわけ。」
「そうなんだ。確かに意外かも。」
「わかったらオレを膝の上から下ろしてくれる?」
「え、やだ。」
「やだじゃねえし。サラッと抱き着いてそのまま抱えやがって。」
「だっこしたかったんだもん。」
「するな。オレはお前より年上だからな?小僧。」
「でも耳真っ赤だよ?」
「はあ!?」
「ふふっ、潤ってクールだけど可愛いとこもあんだね。」
「うるさい。」
「今日は何食べる?」
「食事はとらないんだって。」
「えーー、でも折角お前のおかげで砂糖ゲットできたのに。」
「砂糖だけでどうすんだよ。」
「とりあえずべっこう飴作るから食って待ってて。その間になんか作るわ。」
「何食うか聞いといて。」
「だってなんでもいいって言うじゃんいっつも。」
「だから食わねえんだって。」
「聞いたよ。すき焼きにしよっか。」
「小僧。」
「まずはべっこう飴だよね~~。」
「おい小僧。」
「潤はここで見てて~~。」
「……。智!」
「んふ~~?」
「オレを金魚鉢に入れるな!」
「かわいいよ最高!写真撮る。」
「撮るな。」
「ふふ。あ、うつんないんだ。残念……。」
「お前な。」
「潤って猫みたいじゃん?だからいいかなって。」
「は?」
「金魚鉢。猫入ってる画像流れてきていいなあって思ったの。」
「いいなでオレをいれるな。」
「だって猫飼ってねえもん。」
「オレ一応神霊だからな?」
「心霊?」
「違う。」
「まあなんでもいいじゃん。潤は潤でしょ。」
「……。」
「ねぎ~~、ねぎ~~、」
「……牛肉だろうな?」
「ふふ、もちろん!奮発したよ~~!」
「なら食べる。てか手伝う。」
「え、いいの!?ほんと!?あっ、」
「なんだよ?」
「子供用の包丁とかいるのかな。」
「馬鹿にすんな!」
「してないよ。っわ!」
「包丁くらい軽く扱えるっての!」
「……潤ってデカくなれるんだ。」
「当たり前だろ。」
「おっきい潤カッコイイね!」
「……ふん。」
「照れてる。」
「調子に乗るなよ小僧。」
「ふふっ!」
「っ抱き着くな!危ないだろっ!」
「んふふっ、」
「ったく……。」

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