気象系51。会話文のみ。
J禁、P禁、ご本人様筆頭に各種関係全て当方とは無関係ですのでご理解よろしくお願い致します。

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「あっ、」
「ちょっと歪んだ?」
「斜めんなっちった。」
「残念。」
「でも前のより綺麗に押せたよ!」
「おお~、」
「これであと何個?」
「2個かな。」
「ふふ、楽しいねえスタンプラリー!」
「色んなところいけるもんね。」
「うん。知らないとこばっかでいい!」
「案外好きだよね、こういうの。」
「好き。収集癖あるからかなあ。」
「オレも好き。」
「付き合ってくれてありがとな。」
「いえいえ。オレのドラマのだしね。」
「ふふ。次何処?」
「ここの宿みたいだよ。」
「ちょっと遠いか?」
「車だから大丈夫じゃない?」
「その前にちょっとここで食べてっていい?」
「うん?」
「おしるこ!気になってたんだよね。」
「いいよ、食べてこっか。」
「お土産選んでる間のさ~~、このいい匂いがさ~~。」
「ふふ、わかる。美味しそうだよね。」
「うん。すいませーーん、おしるこ2つくださーーい!」
「ここ座ってていいのかな?」
「大丈夫だと思うぞ。5分くらいかかるって。」
「了解。」
「あ、これお手玉?」
「そうだね。ちりめんで出来てる。風情あるね。」
「提灯とかね。なんかいいよね。」
「うん。」
「これって遊んでいいんですかーー?……いいって!」
「おばあちゃんちでやって以来だよ。」
「俺も。姉ちゃんがうまくてさ。」
「こういうのって女の子の方が器用だよね。」
「な。よっ、ほっ、はっ!」
「うまいうまい。」
「みっつくらいならなんとか……、いける、」
「よっつめ足す?」
「えっ、マジ?」
「大野くんならいけるいける。」
「お前そんな調子よく……うわっ!」
「おお~~うまいうまい、いけてんじゃん。」
「おまっ、まじ、これっ、」
「ほら、集中しないと落とすよ。」
「だからっ、あっ!」
「あ、すいません、ありがとうございます。ほら、届いたよ。」
「案外疲れるな、これ……。」
「はは、お疲れ。おしるこ食べて癒して。」
「はあい。……ん、うんま!」
「うん。美味しい。漬物もいいね。」
「ん。箸休めなのにぱくぱく食える。」
「配分気を付けないと。」
「ん。」
「たまにはこうやってまったりすんのもいいねえ。」
「うん。最高。」
「ふふ。」
「……なんだよ?」
「いい顔してるなって思って。」
「そう?」
「うん。一緒に来れて良かったよ。」
「そっか。なら嬉しい。」
「ん。ありがとね。」
「うん。」

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