気象系51。
J禁、P禁、ご本人様筆頭に各種関係全て当方とは無関係ですのでご理解よろしくお願い致します。

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「……くっそ、誰だよ…………まだ6時半じゃん……。」
♪~~
「あーーもーーはいはい、出ますよ出ればいいんだろ、ったくもーー!」
♪~~、ピッ。
「はい。」
『おはようございます。大野コールサービスです。』
「……何やってんの大野くん。」
『んふふ。そろそろ時間だからさ。』
「今日の集合10時じゃん。まだまだ全然なんだけど。」
『うん。でもおいら起きちゃったし。』
「2度寝したら。」
『ん~~それもいいなって思ったけどさ。昨日あんまお前と居らんなかったから。』
「声聞きたくなっちゃって、とか言い出すの?」
『ううん。顔見たくなっちゃってって言いだすよ。』
「……は?」
コンコン
「……え、うそだろ、まさか。」
ガチャリ。
「来ちゃった。」
「……はあ。まあ部屋向かいだもんね……そりゃ来れるよね……。」
「んふふ、眠そうだなぁ。」
「眠いよそりゃ……2時まで飲んでたんだもん。」
「スタッフと?若っけえなあ。」
「そうでもないだろ。前は4時まで飲んでてもどうにかなったのにさあ。」
「歳食ったよねえ俺らも。」
「まあ、なんだ。入りなよ。廊下で立ち話もなんだし。」
「フロア貸し切りっつったってスタッフは通るかもしんねえしな。」
「見られたところで仲いいですねって言われるくらいだろうけどね。」
「そこはいいよね。俺らのグループって。」
「こうやって堂々会いに来れるし?」
「んふふふふ。うん。そう。」
「でもオレ寝たいんだけど。」
「いいよ寝てて。本当に顔見に来ただけだもん。つか俺も寝る。」
「ってオレより先にベッド入るなよ。」
「まあまあ。ほら、ん。」
「……そうやって迎え入れんのオレがやりたかったなあ。」
「んふふっ、じゃあ家帰ったらお前のベッドに招き入れてよ。」
「いいですけど。」
「やった。ホテルのベッドってふかふかでいいけどお前の匂いしないからさ。」
「ん゛ん゛っ。」
「?、どうした、風邪か?」
「なんでも、ない。」
「でも耳真っ赤だぞ。」
「大丈夫。大野くん抱き枕にしたら超大丈夫。」
「うわっぷ!鼻打った……急に引っ張るなよ。」
「ごめんね?」
「ニヤニヤしながら謝るな。」
「ふふっ。」
「わかった、さては眠いな?ちゃんと寝ろ。」
「そもそも起こしたのは大野くんなんだけどね。」
「そこは言うな。お詫びにまた起こしてやっから。」
「大野コールサービスで?」
「ふはは!うん、コールサービスで。」
「直接?」
「直接。」
「キスのオプションはついてねえの?」
「ない。」
「なんでだよ。そこは有れよ。」
「だってキスしたら出たくなくなるもん。」
「でもおはようのキスないと起きれない。」
「なあに甘えた事言ってんだよ。」
「とか言いながら嬉しそうにしやがって。」
「そりゃ嬉しいだろ。てかお前はどっちかっつーと王子様だろ?目覚めのキスはお前からじゃねえの。」
「……なるほど?キスで目覚めたいのは大野くんの方って事かな。」
「だからこうして来てんだろ。」
「あ~~もうちょっと若かったら準備ギリまで抱くのに。」
「残念だったな?」
「だからニヤニヤすんな。いいよ、抱っこしてても幸せだもん。」
「んふふ。おいらも幸せだよまつずん。」
「今日も頑張ろうね。」
「おーー。おやすみ。」
「ん、おやすみ。」

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