■那須の温泉に療養に行って来ました!
近所の栗山英樹監督に似た整骨院の先生が、足の治療に温泉を勧めるので、3月の初めに午後休をもらって新幹線で那須塩原まで行って、那須の温泉に行って来ました
那須街道を山の方へ向かいます
小1時間ほどで那須湯本に到着。
まずは那須温泉神社へ。鳥居の手前に足湯がありましたが、このあたりまで登って来ると、雪が残っていて、結構寒いです。
社務所で御朱印をいただいてからお参りします
御朱印は書き置きでした。
寒い中、参詣する人もチラホラ。
源平合戦で活躍した那須与一ともゆかりのある由緒ある神社で、全国に温泉を冠する神社は10社ほどあるそうな。
そういえば、箱根や鳴子にも温泉神社がありましたねー
お参りをすませて、社殿の裏の雪の積もった小道を降っていくと、かの松尾芭蕉翁も訪ねたという九尾の狐伝説にまつわる『殺生石』(せっしょういし)がありました。
※黄色く変色した石が殺生石らしいです。
悪さをする妖怪キツネが、毒気を放つ石に化けたところ、偉い坊さんが退治して、石は全国に飛び散って、各地で『殺生石』になったそうな!
辺りでは、昆虫はもちろん、鳥や小動物も火山性のガスのために死んでしまうので、『殺生石』と呼ばれるようになったとのことでした。
石の香や 夏草赤く 露暑し (芭蕉)
『殺生石』から遊歩道を降って、一旦、クルマに戻りお目当ての那須湯本温泉の元湯、『鹿の湯』さんへ
脱衣所に温泉の入り方と46度、48度のお湯があると書かれた貼り紙があってビックリ
慌てて隣のオジさんにこんなに熱いのれすか?とビビりながら尋ねると、手前のお湯は42〜43度くらいだよ♪との事。
温度の違う湯槽が6つあって、手前は42度でしたので無事入れました
『鹿の湯』を出て、ホテルに向う途中で、上着を忘れたことに気づき、再び『鹿の湯』さんへ。
すでに営業は終わっていて、親父さんがお風呂の掃除をしていました。
忘れ物を受け取って、写真を撮らせてもらい、お礼を言って『鹿の湯』を後にしました。
忘れ物、落とし物、ほんまに要注意です!
※奥の方が46度と48度の湯槽だそうです
それから、コンビニで食糧を調達して、本日のお宿のホテルにチェックイン。
今回はリゾートホテルなので、家族連れや熟年のご夫婦の方が多くて、自分は若干、浮いている感じか?
コンビニ弁当を食べて、しばし休憩の後、再び温泉療養でお風呂へ
大きな湯船が2つにサウナと露天風呂があり、再び足をモミモミ。
同じ那須の温泉でも情緒溢れる『鹿の湯』さんと違って、モダンでオサレなお風呂でございます。
因みにPH値は7点台でアルカリ性のお湯でしたー
その後はお部屋でのんびり。
radikoでクドカンさんの愚痴のラジオと神田伯山師匠を聴いて、そらからクドカンさんのテレビドラマを見て寝ました
それにしても、『不適切にもほどがある』、
いとおかし
※画像はネットから拝借しました。
■渓流が解禁しましたが…
翌朝、朝風呂に入って、朝食をいただき出発おしんこー!
3月1日に、日本各地で今年も待望の渓流釣りが解禁となりましたが、自分は肉離れの影響でまだ川歩きは出来ません
そこでホテルの近くにある管理釣り場の『つり天国』さんに行ってみました
釣れない釣り堀との事で少々不安でしたが、女将さんによると、朝方、放流しているから大丈夫よとの事で、サクッとニジマスさんが釣れましたー
なんちゃって、解禁⁉︎
序盤はいい感じで釣れましたが、途中から放流魚は釣り切られたのか全くルアーに反応しなくなりました
折からの強風で体感温度、めちゃ寒し
指がかじかんでルアーチェンジもままなりません。
2時間券なので昼過ぎにタイムアウト。
それから、帰る途中に『戦争博物館』と言う施設に寄ってみました。
リゾート地や観光地には、いろいろな美術館やら博物館、展示館がありますが、こちらの『戦争博物館』はかなり異彩を放っている感じです
民間の施設ということで、屋外はもちろんのこと、屋内の陸軍の部、海軍の部にもいろいろなものが雑然と?展示されておりました。
ミリタリー系展示館界のドンキホーテや〜!と言った感じでしょうか?
旧軍のご遺族や関係者の方などがいろいろと寄付したりするそうです
※B-29の車軸
目玉は、B-29戦略爆撃機の車軸だそうですが、自分的には軍人手帳や各種の軍用機器などの操練マニュアル、太平洋戦争の開戦と終戦を告げる新聞記事の展示などが興味深かったです
書籍類から当時の悲壮的な必死感が伝わって来る気がしました。
本当に今が平和で良かったです
一通り見学して、那須塩原駅へ。
レンタカーを返却して、時間もあるので帰路はのんびり在来線で帰りました。
東北本線で宇都宮へ。宇都宮で湘南新宿ラインに乗り換えて、グリーン車で新宿に出て帰宅しました。
肉離れで痛めた足も平場ではほぼ普通に歩けるまで回復しました
お大事に、俺!
どうもありがとうございました。
おわり