筆は消耗品だ。
大切に使っていても
穂先は粗くなってゆく。
でも、あまりに安い筆は
描いていて
紙の上を走らない。
紙の繊維と抱き合わない。
上手い人は
道具を選ばないと言うけれど
私は選ぶ。
昨日、ほっそい筆を買った。
可愛い、可愛い、ほっそい筆だ。
小さな柄を付けたり
イラストの周りに付ける
かけ網の模様をさらに細かく描いたり
あると本当に便利だ。
一本あると、表現がまた広がる。
これも描ける!
あれも描いてみたい!
新しい道具を手にするってことは
自分の可能性を
妄想に終わらせない
ってことだ。
真美は何をこれで描いてくれるの?
すっごいワクワクする!
を味わえる!
自分が自分のファンになるって感じ。
だから。
自分をガッカリさせない
自分を驚かせてやるものを描こう!
といつも思ってる。