こんばんは。
1月もあっという間に小正月を向かえ、2014年の空気が深まってきましたね。
前回は【古代文字の起源】の中でも
文字の始まり
から
甲骨文字
までをお話させていただきました。
今日は時代を少し進めて前回の続き
青銅器を作る技術が進んで、青銅器の鋳型に鋳込む文字が発達してきた。
ところからお話します。
その文字の名は「金文文字」。青銅器は器というよりは周の時代のころのものは自分の功績や自分の主人の命令を印したり、裁判の記録や貴族間での契約などを刻んだものがありました。
文字は器の内側に鋳込まれ、綺麗に見せるために線を引いて文字の見栄えを良くする工夫をしています。
何故、見栄えを良くするのか?
この青銅器を子孫に「宝」として受け継いでいかせるための工夫も必要だったのです。
時代がさらに進み、残されている青銅器の文字を見ると色々な装飾をほどこした字体が描かれています。
多分、クセ字もあったのでしょうね。
それが逆にイイ味、出しているんです!
もっともっと、金文文字についての詳しくは…こちらに詳しく出ています。ご参考に→☆☆
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私の好きな古代文字。
金文で
「生」
【草が発芽して生長することから、人が「うまれる、そだつ、いきる、いのち」の意味となる】
金文のころには「いのち」の意にも用いていました。
良くみると、人が天をあおいでいる姿にも見えますね^^
その芽が生える足元には、その生長を支える
大地。
上を仰ぎみて、陽の温かさの恵みを受け
下を踏みしめて、地の栄養を受け取る
誰もが同じ量、同じ質のものを受け取っているのです。
迷うことなく、好きなだけ両手を広げて受け取っていいのです。
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文字には見るだけで感じる、不思議な作用があります。
古代文字には特にそのメッセージが多く秘められています。
それをお伝えする講座を…いよいよ開かせていただきことになりました。
次の記事で、お知らせいたします。
私も楽しみです。