【文字の起源】古代文字って何? | 古代文字で、心の源泉を耕す

古代文字で、心の源泉を耕す

文字の持つ力を心の奥から探ります

おはようございます。

新年も5日目を迎えましたね。

7日の松の内までは、本当に毎年、過ぎるのが早い気がします。

もう少しすると落ち着いてきますね。

さて本日は【古代文字の起源】について、少しずつお話させていただきます。

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古代文字とはどのような文字のことを指すのでしょうか?

私たちが普段使っている「漢字」。1つの文字で形と音が融合したものです。

その起源はどのようなものだったのでしょうか?

起こりは中国、殷の時代。

今から三千数百年の昔、王は政治を行う際にまず神様にその吉凶を伺っていました。

伺う際に使われていたのが「占い」。

そこで使われていたのが「亀甲獣骨文字(きっこうじゅうこつもじ)」、または「甲骨文字(こうこつもじ)」、「甲骨文(こうこつぶん)」と言います。

文字の通り、亀の甲羅や獣の骨に印した文字のことです。

甲羅や骨に彫ったものなので、紙に描かれたものとは違い、当時のほぼ原型のまま残されているものが多い。

現在残されている文字資料の中で甲骨文字は最古のものと言われています。

しかし最近、中国安徽省蚌埠市のある、約7,000年前のものと思われる遺跡の中から、当時の人が描いたと思われる文字のような、記号のような、絵文字のような…ものがたくさん出土されました。

もしかして、まだまだ文字の起源については、古いものが出てくる可能性がかなり高いと思われます。

このあと、青銅器を作る技術が進んで、青銅器の鋳型に鋳込む文字が発達してきました。

このお話は、また後日。

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甲骨文字の字典を見ていると、現代の漢字にはないものがとても多くあります。

もしかしたら、全ての感情を、文字に載せようとしたのかしら?と思ってしまうくらい!

例えば下記の【おどろくことば】【とらがいかる】

形を見ていただくと…古代の方たちの表現力に驚かされます!!

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【参照:古代文字字典 甲骨・金文編 マール社】