真っ昼間から前日ふらついた先で買ってきたお酒の記事です。


『宮の雪』です。

三重県四日市市の蔵元ですね。以前四日市の地酒では『鈿女(うづめ)』を紹介したことがあります。
昨年の伊勢志摩サミットにも出されたこともあって、知名度を上げた銘柄のひとつでもありますね。

精米歩合は麹米60%掛米65%となかなか手が込んでます。そしてガツンとくる18度。
三重県の地酒は基本的にハズレは無し。火入れであってもいいものはいいはず。
飲んでみます。
おっ、これは上立ち香も米らしい香りがしっかり出ています。
いわゆる正統派な"米の旨味"重視のお酒ですね。原酒だけあって味わいはバッと広がる感じで、甘味も感じられます。原酒らしいトーストのようなニュアンスも少々。加えてそこまで辛味や苦味も感じず、穏やかにフェードアウトしていく感じで切れていきます。
度数のわりにはストレスもあまり感じられず、ゆっくりのんびり飲んでいられるようなお酒ですね。
なんだか生原酒のスペックが飲んでみたい銘柄だなぁ。探せば多分あるかも。