今回は新年会というより、まぁ親戚の方々との余興のようなものです。
そして飲んでみたのはこちらの『まんさくの花』(日の丸醸造)のシリーズのひとつ『うまからまんさく』です。


アルコール分:16度
精米歩合:55%
原料米:秋田県産酒造好適米
親戚の方のお誘いで酒の席にと持ってきたお酒です。
『まんさくの花』の銘の元ネタが、35年ほど前に放送していた横手市(日の丸醸造の所在地です)を題材とした連続テレビ小説だというのをどれだけの左党が知っているんだろう……
それはさておき、このお酒はなんでも「うまいものが食べられる」とのことなので、親戚の方々へ一宿一飯のお礼と持ってきた次第。
しかし行くのは居酒屋でして、ビールとかでした。このお酒はお店には持ち込めなかったんですよね……(こういうものの権利を得るには当該企業または店舗からの許可が必要なのです。事前に正規の手続きで)
このお酒は初めてではありません。飲んだのは2回目ですね。
場所を選ばない、オールラウンドに味わえるお酒です。飲み口も軽快、かつ飽きのこないすっきりとした辛口で、米の旨味も生きています。
何より料理を選びません。ご飯と合わせられる料理なら相性はどれも優れています。ちゃんとした米の質感が生きているからこそなんですかね。
まさに食中酒の手本、主役の料理を引き立てる名脇役的な存在と言えるでしょう。そういう役割はどんな物語にも必要なんですよねぇ。
こちらは親戚のお宅にお邪魔した際、かまぼこにゆず胡椒をつけたものを肴としています。勿論かまぼこの旨味を引き立てていました。
ですが、この『うまからまんさく』、なかなかお目にかかれません。
某大手百貨店にて、『まんさくの花』の試飲コーナーにいた店員のおばちゃんが「『まんさくの花』だったら『うまからまんさく』が好きなんだけど、最近なかなか見かけないんですよねぇ」と嘆いていました。
『まんさくの花』自体は割と色々なところで見かけるのですが……でも致し方ありません。
それには理由があります。
『いっぽん!!~しあわせの日本酒』(原作・増田晶文/漫画:松本救助)という漫画があります。
参考➡秋田の日本酒「うまからまんさく」に漫画「いっぽん!!」の影響で全国から注文殺到
(『MACHI LOG』より )
(単行本カバー裏より抜粋)
こういう漫画作品です。本物の日本酒を扱っていますからそれを飲みながら物語の内容と合わせるのも楽しいですし、逆に飲んだことのない日本酒とも出会うきっかけにもなります。何よりヒロインが可愛い漫画って王道でいいよね。
この漫画の第1話~第2話の冒頭において、ヒロインの紗々竹葉ちゃんを日本酒の道に誘ってしまったお酒こそがこの『うまからまんさく』なのです。
でも、『うまからまんさく』はそれ単体だと日本酒好きな人のほうがハマりやすい日本酒なんですけどねぇ。
どちらかといえば、大手酒造メーカーが売っているようなのが嫌いで日本酒を敬遠している人や日本酒を飲み慣れていない人には『十四代』や『醸し人九平次』みたいな日本酒単体でのインパクトが強いお酒のほうがウケがいいように思えるのですが……
でも、そこで敢えて『うまからまんさく』なのは、料理のお供としてのお酒の在り方だとか、竹葉ちゃんのセンスの高さとか、作品の方針として親しみやすい日本酒を用意したかったからとか、色々考えられるんだろうなぁ。
『いっぽん!!』はストーリー自体も面白いのでお勧めの作品ですね。
公式サイトで試し読みもできますので、興味のある方は検索して頂ければと思います。(直リンクを貼らないのは、こういうものの権利を以下略)
クリックよろしくお願いいたします

にほんブログ村
そして飲んでみたのはこちらの『まんさくの花』(日の丸醸造)のシリーズのひとつ『うまからまんさく』です。


アルコール分:16度
精米歩合:55%
原料米:秋田県産酒造好適米
親戚の方のお誘いで酒の席にと持ってきたお酒です。
『まんさくの花』の銘の元ネタが、35年ほど前に放送していた横手市(日の丸醸造の所在地です)を題材とした連続テレビ小説だというのをどれだけの左党が知っているんだろう……
それはさておき、このお酒はなんでも「うまいものが食べられる」とのことなので、親戚の方々へ一宿一飯のお礼と持ってきた次第。
しかし行くのは居酒屋でして、ビールとかでした。このお酒はお店には持ち込めなかったんですよね……(こういうものの権利を得るには当該企業または店舗からの許可が必要なのです。事前に正規の手続きで)
このお酒は初めてではありません。飲んだのは2回目ですね。
場所を選ばない、オールラウンドに味わえるお酒です。飲み口も軽快、かつ飽きのこないすっきりとした辛口で、米の旨味も生きています。
何より料理を選びません。ご飯と合わせられる料理なら相性はどれも優れています。ちゃんとした米の質感が生きているからこそなんですかね。
まさに食中酒の手本、主役の料理を引き立てる名脇役的な存在と言えるでしょう。そういう役割はどんな物語にも必要なんですよねぇ。
こちらは親戚のお宅にお邪魔した際、かまぼこにゆず胡椒をつけたものを肴としています。勿論かまぼこの旨味を引き立てていました。
ですが、この『うまからまんさく』、なかなかお目にかかれません。
某大手百貨店にて、『まんさくの花』の試飲コーナーにいた店員のおばちゃんが「『まんさくの花』だったら『うまからまんさく』が好きなんだけど、最近なかなか見かけないんですよねぇ」と嘆いていました。
『まんさくの花』自体は割と色々なところで見かけるのですが……でも致し方ありません。
それには理由があります。
『いっぽん!!~しあわせの日本酒』(原作・増田晶文/漫画:松本救助)という漫画があります。
参考➡秋田の日本酒「うまからまんさく」に漫画「いっぽん!!」の影響で全国から注文殺到
(『MACHI LOG』より )
老舗百貨店クロキに勤める紗々竹葉は、ひょんなことから味覚のセンスを見込まれ、クロキの命運を賭けた50周年イベント日本酒企画推進室室長を命じられることに…!? 実在の蔵と酒が登場する、本格日本酒コミック。 |
(単行本カバー裏より抜粋)
こういう漫画作品です。本物の日本酒を扱っていますからそれを飲みながら物語の内容と合わせるのも楽しいですし、逆に飲んだことのない日本酒とも出会うきっかけにもなります。何よりヒロインが可愛い漫画って王道でいいよね。
この漫画の第1話~第2話の冒頭において、ヒロインの紗々竹葉ちゃんを日本酒の道に誘ってしまったお酒こそがこの『うまからまんさく』なのです。
でも、『うまからまんさく』はそれ単体だと日本酒好きな人のほうがハマりやすい日本酒なんですけどねぇ。
どちらかといえば、大手酒造メーカーが売っているようなのが嫌いで日本酒を敬遠している人や日本酒を飲み慣れていない人には『十四代』や『醸し人九平次』みたいな日本酒単体でのインパクトが強いお酒のほうがウケがいいように思えるのですが……
でも、そこで敢えて『うまからまんさく』なのは、料理のお供としてのお酒の在り方だとか、竹葉ちゃんのセンスの高さとか、作品の方針として親しみやすい日本酒を用意したかったからとか、色々考えられるんだろうなぁ。
『いっぽん!!』はストーリー自体も面白いのでお勧めの作品ですね。
公式サイトで試し読みもできますので、興味のある方は検索して頂ければと思います。(直リンクを貼らないのは、こういうものの権利を以下略)
クリックよろしくお願いいたします

にほんブログ村