タイトル通りです。
私は優しくて良い人なんかじゃない。
息子を追い詰め、救えず、一人で旅立たせた毒親です。
息子の事後に始めた、フードバンク
当初の目的は、自死をする子供が少しでも減少すればと思い始めました。
今もその思いに変わりはありません。
毎月、1~2回を目安に去年の3月から
行っていて昨年末に直接、必要とする人達へ渡す機会が得られ参加しました。
小さなお子さんを連れているお母さん、老夫婦、コロナで職を失った方など様々な方が
寒空の中、食料を求め並んでくれていて
その方達と、少しお話したりも出来ました。
途中、息子と同じくらいの男の子もお母さんと来てて…
私は息子とこうやって並んで歩くことも、もう出来ないんだな…
そんな思いも込み上げましたが、無事に配り終えることが出来ました。
その後、市の福祉課の方からお礼の言葉をいただきその際に
どうしてこの様な活動を始めたのか?何かキッカケがあったのかと聞かれ
思わず、言葉に詰まり本当のことは言えず適当に誤魔化しました。
定期的に続けている私は、福祉課の人達にしてみたら
「良い人」みたいです。
でも実際は、違うんですよと言いたい。
また去年の7月、新たな保護犬を引き取りました。
その話もまた周りの人達は私を「優しい」「良い人」と言う。
周りの人達の印象と実際の私のギャップが凄い
でもたまに考えるのが、そうやって「優しくて良い人」を演じることによって
自分の罪を減らそうとしているんじゃないかと…
そんな気もする。
やっぱり私は優しくて良い人なんかじゃなく、自分のことを1番にしか
考えられないダメな人間だ。
今日は、その思いがいつも以上に強く感じられて仕方ない。