今日から数シリーズ(╹◡╹)

古代エジプトの数はおもしろい😃

 

古代エジプトの数は、ヒエログリフで表されました。数はけっこうおもしろいです😃✨

 

⭐️1は一本の紐で表す。

 

⭐️10は牛の縄で表す。

 

⭐️百は巻かれた布で表す。

 

⭐️千はハスで表す。

 

⭐️1万は指で表す。

 

⭐️10万はオタマジャクシで表す。かわいい。

 

⭐️100万はひざまずく神で表す。へフと読む。

 

イラストのように、1は一本の紐、10は牛の縄、百は巻かれた布、千はハス、1万は指、10万はオタマジャクシ、100万はひざまずく神のシンボルで表されました😃0を表す数字はなかったようです。

 

 

千を表すハスのシンボルは「大量」という意味を含み、供物のリストに用いられたことが多かったようです。

 

また、10万がオタマジャクシで表されるのは、ナイル川の泥の中に無数にオタマジャクシが現れたからだそうです。カエルは、水路や湿地におり、繁殖期の後はたくさんカエルが現れました。ちなみに、オタマジャクシのヒエログリフは個人の名前にも使用されました。カエルは“豊穣”と“創造”の強力なシンボルです。

 

100万は、ヘフと読むひざまずく神のシンボルで表されました。このヒエログリフは、数えきれないほどの多くの数を示します。この神は、永遠を表すシンボルとして用いられることが多かったようです。例えば、冥界の書や呪文の一節は、100万回も試されて、すばらしい効果が常に実証されたと伝えられています。

 

参考にした主な文献

Aman, M. A. (2011). The Frog in Ancient Egypt, with Unpublished Frog Statues, Amulets, and other Related Objects in the Agricultural and Mallawy Museums in Egypt. مجلة الإتحاد العام للآثاريين العرب,

12(12), 154-173.

マンフレート・ルルカー著、山下主一郎訳『エジプト神話シンボル事典』大修館書店、1996年。

吉村作治『古代エジプトを知る事典』東京堂、2005年。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

古代エジプトにちなんだグッズを販売中です☆

 

⭐️ダウンロード用イラスト

 

 

 

 

⭐️suzuriではイラストやエジプトの写真付きのグッズを販売中です🌞

 

🌛月の上で眠るスフィンクス猫さん

 

アクリルガッシュ使用。ロマンチックな気分になれたら嬉しいです。

 

「ちょこん。」スフィンクス演じるねこさんがちょこんと座っているデザインです。

 

「ちょこん2。」

 

「ちょこん3。」

 

 

お問合せはこちらのフォームよりお願いいたします。